Tommyball

コンセプトは「スポーツ×○○」。スポーツに関連するいろいろなものを書いていきます。

僕と留学とメジャーリーグの話 ​

ブログを開設したからにはFacebookでステマをしようと考えるわけです。

で、Facebookを開いたら、「思い出 (数年前の今日)」的なやつが目に入ってきた。

たまたまそれを開いていたら、2015年10月1日。

"Toronto Blue Jays are AL East Champions!!"

だって。

 

…懐かしい。3年前か…

 

ブルージェイズを見るように、メジャーリーグを見るようになったのがちょうど10年前。

当時中学3年生。

 

この経緯にはいろいろあって。

実は昔アメリカに住んでいたこと。

そのときのこともあって、中学の夏休みにカナダにホームステイさせてもらったこと。

ホームステイ先が急遽変わり、食事付きのコンドミニアムみたいな家になったこと。

ホストファミリーとの会話は、朝お弁当を持ってきてくれるときと、夜ごはんを回収するときくらいで、それ以外はだいたい暇だったこと。

(アイスホッケーが一番好きだった当時の僕からしたら、シーズンオフは暇なのです。笑)

 

やることがないので、テレビを見ていると、気づいたら毎日ブルージェイズの試合を見ていた。

当時のブルージェイズは決して強いチームではなかったが、ロイ・ハラデイというレジェンド投手を擁しており、何より、現地の英語で見るメジャーリーグは、僕にとっては新鮮で楽しいものだった。

(ちなみにロイ・ハラデイ、よく見る「画像ハラデイ」の元ネタとしても日本で有名なのだが、昨年、自家用機でのレジャー中に事故に遭い、亡くなってしまった。今でも思い出す度に悲しい。)

 

東海岸のブルージェイズは試合が早く終わるので、試合が終わるとチャンネルを変えることもなく、西海岸のマリナーズの試合が始まる。

当時のマリナーズは、暗黒期とはいえ、ランディ・メッセンジャーや、ホセ・ロペス、ウラディミール・バレンティンなど、よく聞く名前も実はいたりする。

 

そんなわけで、留学先で巡り巡って野球漬けの毎日を送るうちに、気づいたらメジャーリーグの虜になっていた。

 

…30チームもあれば、強いチーム、弱いチーム、色々ある。

見始めた2008年は、弱小だったデビルレイズが、レイズにチーム名を変え、大躍進をした年。同時に、常勝ヤンキースが久しぶりにプレーオフを逃した年でもあった。

 

強いチームが、主力が高齢化し、トレードで選手を若手有望株と交換し、再建期に入る。

再建期に入ったチームの中で、若手選手は伸びて行き、いずれ次の黄金期の主力となる。

このサイクルが、様々なところで繰り返されるのが、メジャーリーグ (ひいてはアメリカンスポーツ全般) の魅力であるのだが…

 

いかんせんブルージェイズは万年中堅みたいなチームだった。

 

100敗するほど弱くもないが、強い地区にいることもあって、プレーオフには出れない。

 

その結果毎年ドラフトは10〜20位の間を行ったり来たり。

だから、ブライス・ハーパーとか、ストラスバーグのような、なるべくしてスーパースターになるような選手もなかなか入ってこない。

 

そんなシーズンが続いた。

2010年に、同年契約が切れるハラデイをトレード。絶望感すらあったシーズン、ホセ・バティスタが大ブレイクしてHR王を獲得。

翌年もバティスタはHR王を獲得。ハラデイ移籍後、フランチャイズの顔になった。

2012年には、バティスタが故障するも、ノンテンダーFAすら経験したエドウィン・エンカ―ナシオンが40HRでブレイク。

それでも、2008年からずっと地区4位に沈んでいた。

 

バティスタやエンカーナシオンのブレイクに加え、ホセ・レイエスやマーク・バーリー、前年サイ・ヤング賞のRA・ディッキーらを大補強。期待満々で挑んだ2013年には逆に地区最下位に沈む始末。

これまでにない本気の補強をしたあとのこの結果ゆえ、反動は大きかった。

 

主力選手は、若手有望株複数名とトレードするのが相場。

当然、これだけネームバリューのある選手を獲得すると、マイナー組織は、多少なりとも焼け野原に近づく。

今後への絶望感だけが、より強くなる1年だった。

川崎宗則の明るさだけが、ひときわ光っていた1年だった気がする。

 

ショックもあり、2014年は、あまり見なかった記憶がある。

 

そして2015年。

今度は、MLB有数の三塁手、ジョッシュ・ドナルドソンをトレードで、カナダ出身の名捕手、ラッセル・マーティンをFAで補強する。

「今度こそは…」という淡い期待を抱いていたが、7月までは5割前後の戦い。

「今年もダメか…」と思う中、デイビッド・プライスや、「トゥロ」ことトロイ・トゥロウィツキーをギャンブル的に補強。

 

…そこからの快進撃が爽快だった。

 

結果的にはワールドシリーズ連覇して以来の地区優勝。22年ぶり。

もちろん、地区優勝もそうだが、ブルージェイズを見始めて以来初めてのプレーオフ。

 

プレーオフでは、地区シリーズでのレンジャースとの最終戦、バティスタの劇的なホームランで試合を決める。このホームランは、今でも"Bat Flip"として、その後に語り継がれるホームランになった。

ワールドチャンピオンのロイヤルズに、アメリカンリーグ決勝戦で被れたが、それでも、チーム史に残る1年になったことは間違いない。

 

…あれから3年。

 

プライスは同年オフに移籍。川崎も、ファンに惜しまれながら移籍していった。

エンカ―ナシオンは契約で折り合いがつかず、2016年オフに移籍。

バティスタは打率、ホームランとも大きく数字を落とし、昨年末に移籍。

ドナルドソンは契約最終年の今年、故障もあり市場価値を大きく落とした状態で移籍。

トゥロウィツキーは、移籍後、成績を大きく落とし、故障もあった今年は出場無しで終わった。

 

「ロッカールームがオールスターのようだ」と言われた、あの時のブルージェイズの姿は、もう今のチームにはない。

それでも今年は、元DeNAのグリエルJr.など、マイナーから有望選手が上がってきて、メジャーで一定の活躍をした。

 

盛者必衰とはよく言うが、おととい西武が10年ぶりの優勝を決めたように、いつかまた、強いブルージェイズが見れることを、ただひたすらに信じている。

 

 

…昔話とか思い出話ばっかでいいのだろうか。w

 

まぁ、今後書いていく記事の裏にあるストーリー的に、ゆるーく読んでもらえれば幸いです。