Tommyball

コンセプトは「スポーツ×○○」。スポーツに関連するいろいろなものを書いていきます。

無念。

由伸が辞任する。

 

高橋由伸が監督を辞める。

 

来年、巨人の24番は、高橋由伸ではない。

 

 

ニュースを見て、涙をこらえられなかった。

 

僕が野球に出会ったのは、2003年の夏。

 

ちょうど松井秀喜がメジャーに移籍した1年目。

 

原監督は、ゴジラの次の4番・センターを、24番に託した。

 

翌年、ローズが来ても、小久保が来ても、開幕の4番は由伸だった。

 

2000年代中盤~終盤の巨人は、由伸のチームだった。

 

当時小学生の僕は、「セ・リーグNo.1外野手は、由伸か福留かじゃないか?」と思っていた。

 

あの豪快な一本足打法は、かっこよかった。

 

2005,2006年は故障に苦しんだ。
だけど、そのぶん、2007年に1番・ライトで本塁打王争いをしたときはうれしかった。

 

2008年も、万全ではなかったし、2009年には1打席しか立たない、ということもあった。それでも、由伸が打って勝つのは格別だった。

 

度重なる故障で脚力が落ちても、「身体の衰えを技術でカバーできなくなってきている」と、キャリアの終盤に言っても、打撃センスは健在。

 

代打の神様として、時にスタメンとして。

 

「バッター・高橋由伸」

 

このコールで球場のボルテージは一気に上がる。

 

僕自身、2015年のCS1stステージ初戦を見に行ったのだが、最後に由伸がサヨナラ押し出しフォアボールを選んだときの、あの熱気が印象的だった。

 

まさか、それが、僕が見る最後の「バッター・高橋由伸」になるとも思わず。

 

 

そのオフ、原監督が辞任。

 

「巨人の監督は、4番かエース」

 

この伝統を守るため、まさかの強制引退。

 

野球賭博問題が発覚するなど、逆風の中での滑り出しとなった。

 

最初2年は開幕5連勝をしたが、結局、5割の戦い。
2016年こそ2位をキープしたが、2017年は、プレーオフ制度ができてから初めてCSを逃す始末。

 

去年の虚無感はあったが、今年は、負け越したものの、岡本や吉川尚輝ら期待の若手もモノになりつつあった。正直、CSを逃してもそれだけで満足だ…

 

…と、言うつもりだった。

 

来年、コーチ陣を一部入れ替えてでも、由伸が続投する、という報道があったから…

 

 

もう、勝利後に「由伸ジャイアンツ」というコールをすることも、あと数えるほどしかできない。

 

采配に文句も言ったが、それでも由伸は嫌いになれなかった。

 

入団した経緯、引退した経緯を考えると、最後くらいは報われてほしかったから。

 

「文句も言ったけど、由伸の胴上げは感動するよな」って友達と笑いながら、優勝するシーンを見届けたかった。

 

…それすら叶わずに終わってしまうのは、無念の限りである。

 

この人事そのものや、次の監督人事、来年の補強、コーチ人選…思うことはいろいろとあるけど、それはまた機会があれば書かせてもらうこととする。

 

野球を見始めたときのアイドルが、このような形で球団を去るのは、本当に悲しいが、 巨人入団から21年、選手として、監督として、どんなときも巨人を支えてくれた由伸に、一ファンとして、感謝したい。

 

マイヒーロー・由伸よ、永遠に…