Tommyball

コンセプトは「スポーツ×○○」。スポーツに関連するいろいろなものを書いていきます。

テネシー・タイタンズの前半戦を大マジで振り返る vol. 1

初めてアメフトの話するな。笑

 

テネシー州に住んでいた時期があった故、タイタンズはここ10年近く追っていたのだが、2008年をピークに、チームは下り坂。

2年連続での9勝での地区2位の末、昨年念願のプレーオフ進出。

「圧倒的不利」という下馬評から、ワイルドカードゲームでチーフス相手に下剋上をぶちかました。

 

で、「ラン→ラン→パスのワンパターン」と、プレイコールが酷評されていたコーチ陣を一掃し、新たな首脳陣を迎え入れてのシーズン。

RBは、デマルコ・マレーが引退したものの、NEからディオン・ルイスを獲得。そして、層が薄かったCBには、同じくNEから、マルコム・バトラーを獲得。

ドラフトでも、ILB/OLBというニーズを、積極的なトレードアップでしっかりと埋めることができたゆえ、「今年こそは地区優勝を!」という声も結構あった。

(もちろん、地区ライバルたちも補強はしっかりしているのだが。)

プレシーズン全敗という不安な出だしだったが、バイ・ウィークのこのタイミングで、前半戦 (ということにしておく) の戦いを振り返ってみよう。

 

というかサッカーと野球ばっか見ててあんまりアメフト見てない自分の復習的な意味が強いけど。

  

 

Week 1 @マイアミ・ドルフィンズ ● (0-1)

MIA 27 - 20 TEN

 

1Q

2Q

3Q

4Q

OT

Total

TEN

3

0

0

17 

 

20 

MIA

0

7

17 

 

27 


Titans vs. Dolphins Week 1 Highlights | NFL 2018

 

前述のように、前年PO進出、プレイコールが不評だったコーチ陣も一掃され、FA・ドラフトで、昨年のチームの弱点をしっかりと補強した…という中で、迎えた新シーズン。

プレシーズン全敗という不安こそはあったが、それでも、開幕戦、マイアミ相手には勝たないと今年は厳しい、という見方がほとんど。その中で、負けてしまった。雨天による遅延もあって、かなりやりづらい試合だったのは確かなのだが、、、

 

得点パターンを見ると、タイタンズは、ディオン・ルイスのTDラン、キックオフリターンTDとFG2本、
ドルフィンズは、ライアン・タネヒルのTDパス2本と、キックオフリターンTD、FG2本。

2Qに1本目のTDパスを決められてから、追う展開で、4Qの最初に追いついたものの、その直後にリターンTDで勝ち越される、いたーーい展開。

基本的にタイタンズが追う展開だったこともあってか、ランによる1stダウン更新数が4-7とドルフィンズに圧倒され、パスによる1stダウン更新数は、13-9とタイタンズが押していた。ToP (ボール保持時間) は、29:35 - 30:25 とほぼイーブンだが…

 

一方で、タイタンズが3INT、ドルフィンズが2INTと、ターンオーバーが比較的多い試合。特に、マリオタは、0TD2INTと不安な出だしから負傷して途中交代。変わったブレイン・ギャバートも、所詮は控えQBなので、ここからチームを勝たせろと言うほうが酷。

さらには、TEデレイニー・ウォーカーがシーズンエンドの大けがをするなど、考えられる限りで最悪のスタート。 正直、この試合の途中経過でウォーカー今季絶望と見た時点で今年のモチベーションはだいぶ失せてしまった、、、

 

 

Week 2 vs. ヒューストン・テキサンズ 〇 (1-1)

TEN 20 - 17 HOU

 

1Q

2Q

3Q

4Q

OT

Total

HOU

0

7

3

 

17 

TEN

14

0

 

20 


Texans vs. Titans Week 2 Highlights | NFL 2018

前週のいやーーーな流れ、TEながらも、パス攻撃で最も頼れるウォーカーの離脱、そして昨年、ルーキーだったデショーン・ワトソンがタイタンズ守備を、文字通り「破壊」したトラウマから、絶対に負ける、と覚悟をしていた、そして評論家も大半が総予想していた第2週。

(Pro Football Focusだかの勝敗予想が8人中8人テキサンズ予想をしていたときはさすがに気持ちも切れそうになるものである。)

 

1Qに2TDと、文字通り前半に畳みかけたタイタンズが、ボールをうまく保持しながら試合を進める。特に、最初のTDは、パントフェイクからの、ケビン・バイアードのパス。絶妙にうまく決まった。

じわじわと追い上げるテキサンズが、2QにTDを、3QにFGで10点を返すと、4Qが始まって間もなく、ワトソン→フラーのホットルートのTDパスで逆転。

ちなみに2QのTDは、ワトソン→ホプキンスだからもう何人CBがいても足りない。こいつら嫌だ。嫌い。

そこからタイタンズ守備陣が踏ん張り、4Q中盤にFGで同点。

すると、残り1分5秒のところで、勝ち越しFG。なんとか1勝1敗のイーブンに持ち込んだ。

 

 

Week 3 @ジャクソンビル・ジャガース 〇 (2-1)

JAX 6 - 9 TEN

 

1Q

2Q

3Q

4Q

OT

Total

TEN

3

0

3

 

JAX

0

3

 


Titans vs. Jaguars Week 3 Highlights | NFL 2018

地区ライバル対決に何とか勝利し、1勝1敗のイーブンで迎えるは、昨年タイタンズからAFC南地区王者をかっさらっていったジャガーズ。しかも、昨年スーパーボウルまであと1勝というところで涙をのんだペイトリオッツへの復讐を果たしたばかり。

ジャクソンビルは、昨年も2勝0敗だったお得意様とはいえ、この試合も下馬評は圧倒的不利だった。

…が、ジャガーズのエースRB・フォーネットの欠場や、前週とは打って変わってまったく振るわなかった (パス34回中21回成功、155ヤード) 相手QBのボートルズにも助けられた。

一方で、タイタンズも攻守ともにまったく振るわず。お互いに合計獲得ヤードが233 (TEN), 232 (JAX) という、パンターだけが忙しい試合となった。

お互いに、FGを決めるのがやっと、という試合の中で、唯一のターンオーバーはJAXのファンブルロスト。結果的には、このターンオーバーもあってか、ボール保持時間はタイタンズが32:47 - 27:13と圧倒。3本目のFGを決められたかどうかの差になっただろうか。

まぁ、形はどうであれ、勝てばいいんだわ。と思わされた1試合。

 

 

Week 4 vs. フィラデルフィア・イーグルス 〇 (3-1)

TEN 26 - 23 PHI (OT)

 

1Q

2Q

3Q

4Q

OT

Total

PHI

0

10

7

23

TEN

3

0

10 

26 


Eagles vs. Titans Week 4 Highlights | NFL 2018

開幕戦を落としたことにより、0-3を覚悟したのだが、気づけば2-1で勝ち越している。その中でも、最大の試練と言ってもいい、Week 4、ディフェンディングチャンピオンのイーグルスとの試合。

特に、昨年離脱するまではMVP級の活躍をしていた、エースQB・ウェンツが復帰。

タイタンズもFGで先制するが、ウェンツがしっかりとTDパスを決めて逆転。2Qも終わる残り数秒というところで、FGを決めて突き放す。 

3Qはウェンツの2本目のTDパス、マリオタのスクランブルからのTDランで7点ずつ追加。

すると、4Qに、FGで追い上げてから、マリオタがシャープへの逆転TDパスを決める。

…が、ここは、PHIも残り21秒でFGを決めてなんとか同点に追いつく。むしろ、ここはよくTDを与えなかったと、タイタンズのディフェンスをたたえるべきシーン。

 

試合はそのままOTに突入。まずはイーグルスがFGで勝ち越すが、タイタンズがボールを保持しながらゴリゴリと進み、残り17秒のところで、逆転サヨナラTDパスを通した!

 

まだ早いが、シーソーゲームの中で、SB王者相手にしっかりボールをコントロールしながら勝ち切った、もしかしたらタイタンズの今季ベストゲームになるのではないだろうか。

 

結果的には、ウェンツがパス50回中33回成功で348ヤード、2TD 0INT。マリオタも今季ベストとなる、パス43回中30回成功で344ヤード、2TD 1INT。前週とは打って変わって、熱いパスの投げ合いとなった。

この試合で、コーリー・デイビスが9レシーブ161ヤード。名実ともにエースレシーバーと呼んでいいだろう。

 

 

Week 5 @バファロー・ビルズ ● (3-2)

BUF 13 - 12 TEN

 

1Q

2Q

3Q

4Q

OT

Total

TEN

3

3

0

 

12 

BUF

7

0

 

13 


Titans vs. Bills Week 5 Highlights | NFL 2018

3連勝、それも地区ライバル×2とSB王者という最高の流れの中で、ついにアナリストたちも「この試合はタイタンズが勝つだろう」という予想が大勢に。

 

…フラグでしかなかった。

 

まずは、ビルズのQB・アレンがスクランブルからTDラン。

タイタンズもFG2本で、前半のうちに1点差に追い上げるが、結局ここからゴリゴリとランで進められてしまう。

そんな中で、お互いFGを1本ずつ決めると、4Q終盤に、タイタンズ4本目のFGで逆転に成功するが…

最後は残り3秒での決勝FGを決められてしまい、4連勝ならず。むしろ痛い取りこぼし、というところ。

先週は投げまくったマリオタも、今週はパス26回中14本成功、129ヤード 0TD 1INTとまったく振るわない。ボール保持時間を、26:11 - 33:49 とビルズが圧倒する中で、逆転できなかったのは、パス攻撃がパッとしなかったから、というのも正直あるのだが…

ランの回数がタイタンズ25回、ビルズ43回と、圧倒的に差がついているのも、どちらが結果的に試合の主導権を握れていたか、の裏返しだろう。

 

 

Week 6 vs. ボルティモア・レイブンズ ● (3-3)

TEN 0 - 21 BAL

 

1Q

2Q

3Q

4Q

OT

Total

BAL

7

7

7

 

21

TEN

0

0

 


Ravens vs. Titans Week 6 Highlights

3連勝のいい流れをぶっ飛ばすような、痛い敗戦の次週、レイブンスの守備もよかっただけに、苦戦の覚悟はしていたが…

 

映す価値無し、という言葉がよく似合う敗戦となった。

 

にしても無得点は堪えるわ… 

 

 

Week 7 @ロサンゼルス・チャージャーズ ● (3-4)

SD 20 - 19 TEN

 

1Q

2Q

3Q

4Q

OT

Total

TEN

3

3

7

 

19 

SD

10

0

 

20 


Titans vs. Chargers Week 7 Highlights | NFL 2018 in London

ウェンブリーでのロンドン・ゲーム。チャージャースいつのまにかロスに移転してた(情弱

海外でタイタンズが試合するなんて、今後5年はないかもしれないなぁ。

タイタンズがFGで先制するが、さすがのチャージャーズの攻撃力、その次のプレイでは75ヤードのTDパスであっさりと逆転。1Q終盤にもFGを決めて、早くも7点差。

タイタンズは、2QにFGで追い上げると、3Qはお互いにTDを1本ずつ。この時点で13-17の劣勢。
チャージャーズは4Q序盤にFGを決め、7点差とするが、残り35秒のところでマリオタがTDパスを決める!

誰もがこれでPATを決めて同点…と思ったところで、2ポイントコンバージョンをコール。結果的に、ここで失敗し、1点差での敗戦となった。

正直、ここまでの経緯から、アグレッシブなプレーコールがブレイベル政権の特徴ともいえるのだが、この場面でそれが必要だったのだろうか…というのは、かなり議論の余地がある。

 

 

もう少しいろいろ書きたいことはあるのだが、総じてみると、大体の試合が接戦。

1点差が2度 (いずれも敗戦)、3点差以内が5度 (3勝2敗)、7点差以内が6度 (3勝3敗) で、大敗は1度くらい。

まぁ、言ってしまえば、それだけでも、数年前からは大きな進歩。
2勝とか3勝しかできなかったウィ●ンハント時代は、1Qで大きく水をあけられ、2Qにはその差が広がってそのまま大敗、という試合が多かっただけに。

 

だが、こうやって振り返ると、攻撃陣がパッとしない印象。30得点くらいすれば強いオフェンスかな?という印象があるが、20得点に到達したのもここまでの7試合中で3試合、25得点が1度だけ、という状況。

まぁ、前年までも、ランでゴリゴリ、ボールをしっかり保持しながら攻撃を進めていく、どちらかというと「スローテンポ」なフットボールだったので、得点自体が伸びないことは、戦略によっては悪いことではないのだが…

 

一方で、ディフェンスは、補強したのがしっかりとハマったか、大崩れはしていない、という印象。というか30点1度も取られていない時点でかなり奮闘している。

 

…次回はちゃんと選手個人の成績も見ていきます。