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浅村の楽天移籍報道

オリックスとの交渉前に断りを入れたと噂の浅村栄斗だが、楽天に移籍が濃厚なようだ。スポナビでも速報が出るレベルだから確定なのだろうか。 

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振り返れば、日米野球の終わりには、秋山翔吾のメジャー移籍報道も出ていた。

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炭谷は巨人移籍が濃厚で (巨人ファンとしては謎しかない補強だが)、ポスティングによる移籍が決まっているエース・菊池雄星もいる。

 

10年ぶりの優勝をつかんだそのオフに。
エース、打点王とベテラン捕手の3人が一気にいなくなる。

 

にわか西武ファン歴14年、ちゃんとした西武ファンを名乗るのは畏れ多いが、それでもやっぱり辛いものがある。

 

炭谷は、2005年の高校生ドラフト1巡目指名を受けて、1年目から出場機会を得ると、高卒で入団して4年目の2009年には100試合出場を超えレギュラーに。翌年には大怪我があったが、2011年から7年連続100試合出場。森友哉のブレイクがあった今年まで、レギュラーを張り続けていたと言えるだろう。

逆に、森友哉のブレイクや、オカマさんこと岡田雅利の存在により、捕手は一気に若返りが期待できるポジションとなった。

…これならまだいい。

 

2008年のドラフト3位指名を受けて、2年目から30試合出場の浅村栄斗は、3年目から137試合出場でレギュラー定着。5年目の2013年には一塁手のレギュラーとして史上最年少打点王となるなど、若いうちから主力として大活躍していた。

片岡治大の移籍した2014年からセカンドのレギュラーを貼っているが、今年はパワーフォルムで自身初の30本塁打。1番秋山・2番源田のチャンスメイクもあり、2度目の打点王に輝いた。最年少打点王時はファースト。このままでも十分活躍できたと思うが、打てるセカンドというのに価値がある。

 

その浅村の1年後のドラフトで1位指名の菊池雄星。2015年くらいから年間を通してローテ定着し、徐々に成績を上げていき、岸孝之の移籍した2017年にはついに最多勝・最優秀防御率のタイトルを獲得し、名実ともにエースとなった。今年は若干調子が悪かったようにも見えたが、エースとしての活躍は十分だったと思うし、昨年の無双ぶりを見ていたら、メジャーでもチャンスはあるだろう。

 

FAは、あくまで選手の権利なので、選手をとやかく言うことはしない。エースと、打てるセカンドが抜けるのは、単純に痛い。

浅村がファーストだったり、守備型のセカンドだったら、話は別なのだ。ファーストなら助っ人でカバーできるチャンスもあるし、守備型セカンドなら、比較的代わりを見つけやすい。

そうじゃないのだ。

山田哲人がFA移籍したらヤクルトファンは発狂するだろうし、坂本勇人がFA移籍したら読売新聞の本社前で暴動が起きるだろう。打てる二遊間はそれだけプレミアものなのだ。

1番・秋山、2番・源田。巧打・走塁とも申し分ない1・2番を、しっかりと返せるその打撃力に、ソツがないセカンド守備を持ち合わせた選手。打つことよりもしっかり守ることを期待されるポジションで、守備もこなすし、4番クラスの打撃力があるからこそ意味がある。

 

短期的に言えば、守備面では、外崎をセカンドに回せばいいし、外崎が守っていたライトは木村文紀か金子侑司。たまにレフトに栗山巧

外崎金子源田のスピードスター3人衆で9・1・2番を分担し、シーズン終盤にはここぞの勝負強さを見せていた秋山翔吾を3番に据える

来年はこんな構図だろうか。まだ戦えるかもしれないけど、それでも、今年のスケール感は保てないような不安が襲ってくる。

 

来年が終わると、絶対不動の1番センター・秋山翔吾がいなくなる可能性が高い
そう考えると、さらにキツイ状況になる。西武にとってはこの上ない試練だ。

シーズンごとのベストオーダーを考えていくと、2014年くらいまで戻されてしまう感覚なのではないだろうか?

秋山翔吾は2010年のドラフト3位指名。2008年〜2010年のドラフト世代は、今年齢的にはまさに働き盛り。その中でも、大当たり枠が一気に抜けることになる。

 

西武のことだから若手は育ってくると思うが、それでも、若手選手が主力になるまでは…炭谷は高卒4年でレギュラー。浅村もレギュラー定着してから3年目で打点王。雄星がエースになるまでの時間や、秋山の打棒覚醒までの時間を考えると、基本的には2〜3年はかかると見てよいだろう。

 

10年ぶりの優勝、来年こそ日本一と言っていたタイミングで、ここまで主力が抜けてしまうと、チームとしては3〜4年押し戻される感覚なのではないだろうか。

 

浅村のFA、雄星のポスティング…いずれも予想できていただけに、今年はなんとしても西武に勝って欲しかったし、巨人と同じくらい応援していたのだが…儚いものである。

 

何度も言うが、あくまでもFAは選手の権利。なので、西武の顔ともいえる背番号3を2年で手放したとか、キャプテンマークを1年で手放した、とかいうつもりは全くないが、ファン心理としては、やはり残ってほしかったのが正直なところである。

 

 

 

…今年仙台に行ったときの浅村シャウトは、感動したが、まさかその1年後に、相手サイドにいるなんて予想すらしていなかった。