Tommyball

コンセプトは「スポーツ×○○」。スポーツに関連するいろいろなものを書いていきます。

(番外編) ボヘミアン・ラプソディーでクイーンにどハマりした話

ちょうど2週間前に、ボヘミアン・ラプソディーを見てきたら、クイーンに一気にはまってしまった。

そこからほぼほぼクイーン (と、たまーにあいみょん。笑) しか聞いておらず、先週末は、また映画を見てきた。

ちなむと25年近い人生で映画館で10本見たかどうかだった僕が、1週間で2回、同じ映画を見たのである。どハマり具合がわかっていただけるだろう。

ちなむと3回目に行こうかと思うくらいだ。もうさすがにシナリオもわかっているけど、それでもクライマックスの完成度は飛びぬけていると思う

 

映画の感想でも書こうかと、この1週間ずっと迷っていたのだけど、そんな映画素人が感想書いても…と思う節があった。

 

ちなむと、映画を見る前の僕のクイーンに対する知識は、「ああ、We will rock youとか、We are the championsとかね」みたいな、そんな知識のなさ

子供の頃から邦楽、それも王道J-POPばかりを聞いてきていたので、キラー・クイーンどころか、ボヘミアン・ラプソディーすら知らない程度だし、I was born to love youはクイーンの曲だと思っていた。

 

まあ、言ってしまえば、フレディ・マーキュリーの死去が1991年。僕自身はその数年後の生まれだから、世代じゃ無い。

それでもクイーンは代表曲くらいならわかる!というのがこのバンドの凄みなんだろうけど。

 

* ちょっとだけ、映画「ボヘミアン・ラプソディー」のネタバレがあります。ちょっとだけ。

 

 

なぜか、Don't stop me nowは、めちゃイケだかで流れていた記憶があって、あとは、新宿のハブだかでたまたま流れていたKeep yourself aliveにどハマりしたことがある。

 

この"Keep yourself alive"、なぜ覚えていたかというと、サビがミスチルっぽいのである。

ミスチルは良く聞いていたゆえに、この曲を聴いた時の衝撃も大きかった。

 

しっかし、キャッチーなサビと疾走感が、クセになる曲だと思う。

ボヘミアン・ラプソディーを見る前から、定期的に聞きたくなる曲だったのだが、映画の本編でも、出てきたのでちょっとうれしかった。

(ちなむと最初に見に行った時は用事があって遅れて、この曲のシーンを見逃した)

 

映画で初めて知った曲も多い。

最初に流れるSomebody To Loveも名曲だと思うし、

映画でも、サビの一体感が凄いRadio Ga Gaや、イントロのベースがカッコいいAnother One Bites the Dustなんかは初めて聞いたけど、そこからドはまりした。

 

「エルビス・プレスリーっぽい」Crazy Thing Called Loveや、

女装したMVが衝撃を広げたI want to Break Free。これはなんとなくマイケル・ジャクソンっぽい。

 

そして、日本ではクイーンの代表曲の1つといわれている、I Was Born To Love Youは、「エンドロールにはあったけど、どこに出てきたんだ?」と思って調べてみると、実はフレディのソロ曲だった。全く知らなかった…

それで、2回目に映画を見ると、フレディがソロアルバムに向けてひたすら曲を作っているシーンで、うっすらとメロディが聞こえる。

そのシーンでは、フレディの恋人でもあったメアリーが、フレディに電話をし、ポールが代わりに出ている。

フレディにとって、"I was born to love you"と伝えるべきだったのはメアリーだったのではないか、と考えると、なんとも複雑な心境になる。

 

…というのはおいておいて、この曲はクイーンのバージョンで有名になっているが、原曲は、80年代ぽさがあってそれはそれで好きだ。

 

当然、キラー・クイーンや、ボヘミアン・ラプソディーといった大正義的な名曲もある。

6分の間に、美しすぎるメロディのバラードと、ロックと、まさかオペラが混在し、それら全てがハイレベルな曲なんて、今後でてくるのだろうか。

しかし、ライブ・エイドでボヘミアン・ラプソディーのバラードパートがかると、イントロだけでも涙が出そうになる。

 

ここまで書いていて、個々の曲の幅の広さに衝撃を受ける。それこそが、クイーンを唯一無二の存在としているのかもしれない。

その中でも、ボヘミアン・ラプソディーの完成度は、頭ひとつ抜けている気がするけど。

 

昔ユニコーン (奥田民生がいるバンド) にはまっていた時期があり、その時も、メンバー5人全員がボーカルをとる、何でもありの作風に惹かれたのだが、そのときの感情を思い出した。

 

「まったくクイーンを知らなかった」と言っていい僕が、まだ代表曲だけとはいえ、ここまでドはまりしてしまうなんて予想もしなかったし、それだけ映画における各曲の使い方が上手だったのかなと思わせられる。

それと、映画のクライマックスにあたる、ライブ・エイドの演出。これが本当によかった。フレディが乗り移ったかのような、ラミ・マレックの演技も圧巻だった

 

実際の音源や映像もあり、これはこれで素晴らしい。


Queen - Live Aid 1985 (FULL Concert)

 

とはいえ、映画と実際の出来事には幾分かの差があり、フレディがエイズだと診断されたタイミングも異なるという。
ライブ・エイドから、フレディ死去までは6年の時間があるし、その中ではウェンブリーでのライブや、ザ・ミラクル、イニュエンドウなどのアルバムも出ている。その6年間にもいろいろなドラマがあったことは間違いない。

そんなことも、映画をきっかけに調べたのだ。

映画の演出的にも、もしかしたら「クイーンを知るきっかけ」としても、あれがよかったんだろうけど…

 

そうやって、いろいろと調べていく中で、映画の最後の最後の"The Show Must Go On"が感動した。

サビのフレーズは映画の前から聞いたことがある、そんな気がするが、歌詞をちゃんと聞くと、明らかにエイズでどんどん弱っていくフレディに対するエールの要素がある。

そして、最期が近づく中でも、高音を張り上げ、熱唱を見せるフレディ。サビのボーカルは、とても闘病している人の声とは思わせないほど力強い。それこそがフレディの生き様であり、「ショー」であるのだと思うけど。

映画での使い方は、冗談抜きで、「フレディ・マーキュリーのショーは、僕たちの中では続いていくのだ」と思わせるような使い方だと思う。

曲の背景を含めて聞いてみると、また違った感動がある。

 

 

もちろん、これだけじゃないのは知っているし、どんどんいろいろ聞いていきたい、と思うのは間違い無いけど、ここに書いた曲だけでも、何回も何回も聞いても全く飽きがこない

いつも、「聞きたい気分の曲」プレイリストというのを作っては、定期的に更新しているのだが、その曲のリストが今はほとんどQueenになっている。

クイーンというバンドの、それぞれのメンバーの、演奏能力だけじゃなく、ソングライターとしての才能を痛感する。

20台くらいまでの、リアルタイムでのクイーンを知らない世代こそ、この映画が刺さるんじゃないかな?と思ったりもする。

 

…と、思いながら、またクイーンを聞き、今日も街に繰り出すのである。

さて、3回目のボヘミアン・ラプソディーは、いつ行こう。