Tommyball

コンセプトは「スポーツ×○○」。スポーツに関連するいろいろなものを書いていきます。

【2019年1試合目】3/8 オリックスvs.巨人 (オープン戦) @京セラドーム

今日から3試合、関西でのジャイアンツ戦があるということで、昨日、個人的な着眼点をまとめたところだが、最初の試合はどうだっただろうか。

 

  • 先発ローテーション
    → 小林以外と組んだ菅野はどうなる?
    昨日まとめたところでは、大エース・菅野は、炭谷銀仁朗と組んだ楽天戦は2回2失点 (自責点1)、小林と組んだヤクルト戦では3回無失点だった。金曜日の先発が濃厚だが、小林は侍JAPANで不在の中、誰と組み、どれだけの数字が残るか見ものだ。
    …こう書いた翌日。そして菅野は打たれたのであった…4回6失点というらしくない数字が並んだ。これで「スガギン」こと菅野⇔炭谷のバッテリーは、2試合で6回8失点防御率10.5という、不安しか残らない数字になった。特に、2巡目で捕まったあたりが気になる。前回登板もパーフェクトだった、菅野という日本一の投手が、ここまで打たれるのは理由があるはず。炭谷が、まだ菅野の活かし方を見出しきれていないのか?相性以外に、この明確な差を説明する要素が、今のところは見出せない。

    → メルセデス・今村は大丈夫か?
    → 野上のローテ入りはあり得るか?
    登板していないので割愛。明日以降が勝負。


  • ブルペン
    → 大江・坂本工・桜井の若手トリオ、開幕一軍入りなるか?
    ここまで3人とも無失点。特に坂本工宜は、2試合ともイニングをまたいで無失点という出来の良さ。大阪でも登板機会があるだろう3人は、どこまでアピールできるのか。
    今日は桜井が登場。フォアボールこそ出したものの、見事に無失点に抑え、オープン戦3試合で無失点となった。開幕一軍どころか、このままいけば勝ちパターン候補にも見える。2年目の最終戦で投げた時はバカスカ打たれ、3年目は全く一軍に出てこれず、ファンからヘイトを買っていたとは思えないくらいのオープン戦での好調ぶりだ。

    → 吉川光夫・クックで勝ちパターンは出来上がるのか?
    今日は登板なしなので割愛。しかし、今日最大の勝者は、2回を奪三振3の無失点に抑えた中川で間違いないだろう。本塁打を打たれた宮國は、小林・大城と組んでどう出るか。中継ぎでの実績もある選手だけに、ここで不調と断言するのは酷だ。


  • 捕手
    → 小林不在。炭谷の巻き返し、大城のアピールは?
    昨日まとめた通り、ここまでの5試合は小林誠司が一番多くマスクをかぶって (21イニング) いる。次いでマスクをかぶっている炭谷は、キャッチャー時防御率や打撃成績など、厳しい数字が並んでいる。小林不在の中、おそらく炭谷・大城がほとんどのマスクをかぶるだろうが、アピールできるのはどちらか。この2人なら、昨年バッテリーを組んでいるうえに打撃力もある大城に分があるようにも思うが、こんなことを書かれているくらいだから、原監督は相当炭谷に期待しているのだろう。当然、さっさと巨人の投手と組むのに慣れてもらって、監督の期待に応えてもらわないと困るのだが…
    …はあ。
    少なくとも今日の試合は炭谷銀仁朗にとってはこの上ない逆風の試合となった。メルセデスの3回4失点もなかなかに衝撃だったが、そもそも1年投げた投手でもないし、2年目のジンクスよリスクも十分にある選手だ。
    ただし、菅野はそうはいかない。
    毎年沢村賞クラスの数字を残している選手で、先週も別の捕手と組んで3回をパーフェクトに抑えたばかりだ。
    上記の通り、「相性」以外で何かこれを説明しようにも思いつかないのだが、少なくとも日本のエースと組んで4回6失点というのは、使う側にも、ファンにも悪印象だ。
    打撃面では、ようやく初ヒットが出たものの、9回はゲッツーで試合終了。盗塁阻止率は今日3回中1回を刺して4割だが、リードが全く結果につながっておらず、かつ打率が.111。これでは内海哲也もファンも泣く。
    大城のアピールに期待したかったところだが、今日は炭谷がフル出場。現地での空気も「え?」という雰囲気だったように見えたが、おそらく今日はベテランの日、明日は若手の日みたいに決めているのではないだろうか。今のところ、2番手捕手争いですら、大城のほうが有利なように感じているのだが、いまだに出番が多くないことに違和感を覚える
    明日もこのメンバーがフル出場だったら途中で帰りかねない。

    → 大阪でもキャッチャー・阿部は見れるのか?
    少なくとも今日は見れなかった。明日は多分大城…だと思う。


  • 内野 (コーナー)
    → ビヤヌエバが倒れるとナカジだけでは不安!どうなるクリスチャン
    中島裕之はここまで出塁率こそ.308だが、11打数2安打の.181。クリスチャン・ビヤヌエバも、15打数3安打で出塁率は.250の長打なし。岡本和真も昨年は143試合出場だったゆえに、故障離脱はそこまで心配していないが、万が一が起きると一気に地獄になってしまう。また、ビヤヌエバが使えないとなると一気に打線も厳しくなってしまうのではないだろうか。一塁・中島ではちょっと物足りない。そろそろ打ちたいところ。
    中島は最後にようやくヒットが出て4打数1安打。ビヤヌエバは、ボテボテの内野安打もあったが、今日は3打数2安打でフォアボール1つ。どちらも、まだ何とも言えない状態か。長打が欲しいのはそうかもしれないが、まあコツコツ塁に出てくれるだけでも、投手にはプレッシャーになるだろう。


  • 内野 (センターライン)
    → 田中俊太!山本泰寛!がんばれ!

    吉川尚が15打数4安打と、ほとんどセカンドに固定されている中、田中俊太は6打数1安打。フォアボール1個選んでいる分、出塁率は俊太のほうが.286で上回っているのだが…山本泰寛は3打数ノーヒットでフォアボールのみの出塁率2割。

    尚輝不在となるこの3日間でどこまでアピールし、セカンド争いを盛り立てられるか。 

    今日は田中俊太が2打数ノーヒットながら2つのフォアボール。4打席で21球を投げさせるなど、丸とは異なる、「日本らしい」スタイルで、2番打者としての役割は果たせたのではないだろうか。
    山本は、試合前にサードでノックを受けていた (ように見えた) だけに、ビヤヌエバと変わって出てくることを期待していたが、結局今日は出番なし。

     

  • 外野 (両翼)
    → 陽岱鋼復帰か?
    広島には帯同しなかった陽だが、大阪には合流。おそらく、下位打線・ライトでのスタメンが濃厚だろう。個人的には、ライトは若手選手を使い、センター・ライトの控えとして構えていてくれたほうがいいかな?と思ったりもする。打線だけなら、若手を使いながら戦えるチームだと思うので。松原重信石川の誰かに開幕スタメンを掴み取ってほしい!…と、思ったりもするのだが、FA戦士の意地を見せられるか。同じFA戦士の丸にセンターを譲ったままでは終われない。
    …結局4打数ノーヒット。ここまでが8打数5安打と絶好調だっただけに、今なお打率は.412と好調そうには見えるが、今日は追う展開での併殺もあったり、9回は初球で凡退もあったりで、数字以上の印象の悪さ。

    → ゲレーロ復活なるか
    ここまでは13打数ながら3割を打ち、長打はツーベース1本にとどまっているものの、練習試合では3ランを放つなど、昨年までの「ソローロ」とは少しずつ違う姿を見せているように見える。彼がいるのといないのでは、打線の厚み、選手層の厚みが大きく変わってくる。昨年息切れした5月以降が勝負になるが、岡本不在となるこの3連戦では、4番としての出番もあるのではないだろうか。そろそろホームランにも期待だ。
    フォアボールが一個あったものの、3打数ノーヒット。これで打率は.250。
    初回には、坂本の先頭打者ホームラン、丸のヒットのあとの「さあ畳みかけるぞ!」という空気を台無しにするゲッツーもあり、今日は「彼の日」ではなかった。
    …ここまでくると、さあ外野どうなるんだ、という感じがする。
    陽が開幕スタメン…というのもちょっと今日の内容ではあまりうれしくないが、かといって今日亀井がアピールできたかというとそういうわけでもなく、ゲレーロは今日は2018年の悪いゲレーロだったので、レギュラー候補に一抹の不安が漂いつつある。明日こそは石川・松原あたりが一つアピールしてくれれば、本当に開幕スタメンもあるのではないだろうか。


  • 打線
    → 1番坂本・3番丸を試す…?
    ずっと前から主張していた2番・丸がオープン戦では試されており、個人的にはホクホク顔なのだが、オーソドックスな1番・坂本、3番・丸も試すという。さて、どちらのほうが得点力は上がるのだろうか。吉川尚輝が1番で打てるのであれば、2番・丸を続けてほしいと思うのだが…
    1番坂本は先頭打者ホームラン含めてマルチ安打。オープン戦ここまで打てていなかったものの、4打席で24球を投げさせるという理想的なリードオフマンとしての活躍に。
    3番・丸も、チャンスでの凡退こそあったがさすがのマルチ安打。抜群の選球眼を生かし、彼も4打席で20球投げさせた
    2番・俊太を含めて、3人に回るたびに合わせて16球投げさせていた…という粘り強さはかなり評価すべき数字だと思う。
    …よかったのはそこまでで、4番以降はビヤヌエバを除けばだいぶ淡泊だった印象がある。特に、7番・陽は4打席でわずか8球。これでヒットを打っていればまだいいものの、4タコで8球しか投げさせないのは、さすがに下位打線とはいえ困る。
    勝負強さとつながりを欠いた打線で、正直坂本・丸をどこに置こうがそこまで関係ない、それ以前の問題だなあと思ってしまった。

 

巨 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1

オ 0 0 3 3 1 0 0 0 X 7

勝: 小林 (1勝0敗0S)

負: 菅野 (0勝2敗0S)

本塁打: 坂本勇1号 (巨人)、西浦1号・T-岡田1号 (オリックス)

 

~まとめ~

結局、菅野が打たれるなどあまりいいことがなかった試合。特に炭谷と組んで菅野が打たれるパターンが目立つことや、本人の打撃不振もあり、炭谷にとっては厳しい試合となったように思う。
また、多くのベテラン陣がフル出場したものの、外野の両翼を争う亀井・陽・ゲレーロがそろってノーヒット。かつ、内容もあまりよくなく、ベテラン勢への不安がちょっと募った。
数少ない光となったのは、ビヤヌエバが2安打1四球だったことと、オープン戦初登板の中川が2回を無失点に抑えたことくらい。桜井もよかったが…
今日は若手を試す、ということもなかったので、明日は若手主体のオーダーで1日通してみてほしい、というのが明日への期待か。

 

あとは今年の応援歌もいい感じ。

丸の応援歌を歌いながら、「ああ、あんなに苦しめられた丸が巨人のユニフォームを着ている…」と感慨。


巨人 2019年新応援歌7曲メドレー【歌詞付】