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コンセプトは「スポーツ×○○」。スポーツに関連するいろいろなものを書いていきます。

【2019年2試合目】3/9 オリックスvs.巨人 (オープン戦) @京セラドーム

今日も今日とて京セラドームに行くのである。
侍ジャパンの試合まで少し時間があるので、今のうちにまとめておこう。

 

  • 先発ローテーション
    → 小林以外と組んだ菅野はどうなる?
    昨日の記事参照。

    → メルセデス・今村は大丈夫か?
    昨年すい星のごとく現れたCC・メルセデスはヤクルト戦で3回4失点、ローテ候補に名乗りを上げた今村信貴は、ここまで2回2失点→3回2失点と不調。田口も侍に招集されたとはいえ、昨年のことを考えると、ローテ入りは確実とは言えない。菅野・山口がローテーション入り濃厚な中、残りは4枠。メルセデスがダメならヤングマンがローテーション入りするだろうが、この3人の少なくとも誰かが、ローテーション入りに前向きになれるピッチングをしてくれないと、先発ローテーションが厳しい状況になるのではないだろうか。大阪で頭一つ抜け出せるような投球を期待したい。
    メルセデスが今日の先発。最初2イニングは被安打1で無失点で切り抜け、その後は再三ピンチを招いたものの、結局5回を被安打7ながらもなんとか無失点
    前回が3回4失点だったことを考えると、より長いイニングで粘りを見せられたのは好材料。今年もそこそこの活躍はしてくれるのではないだろうか。
    一方で、小林と組んで3回無失点、炭谷と組んで3回4失点のあと、大城と組んで5回1失点というのは、炭谷にとってはまたも逆風が吹く結果となった。
    今村は明日登板するのだろうか。ローテーション入りには大きな一戦となる。

    → 野上のローテ入りはあり得るか?
    炭谷と組んだ楽天戦は2回1失点、小林と組んだヤクルト戦は3回1失点。今のところは5回で防御率3.60。昨年はローテーション落ちからの敗戦処理・ロングリリーフという扱いだったが、今年はローテーション返り咲きなるか。そのためにも大事な大阪でのピッチングになるだろう。
    大阪ではなく二軍で投げていたようだが、5回を無失点。この時期に二軍だとローテーション争いでは出遅れている感じもするが、その他ローテーション候補の結果次第では、普通に開幕ローテーション入りも見えているのではないだろうか。


  • ブルペン
    → 大江・坂本工・桜井の若手トリオ、開幕一軍入りなるか?
    ここまで3人とも無失点。特に坂本工宜は、2試合ともイニングをまたいで無失点という出来の良さ。大阪でも登板機会があるだろう3人は、どこまでアピールできるのか。
    昨日は桜井が1回無失点で3試合無失点と勝ちパターン候補に名乗りを上げてきたが、今日は坂本工・大江とも登板。坂本工宜は、その名前がコールされると、レフトスタンドからは「おー」という声が。
    その坂本工宜は白崎を内野ゴロ、西野をゲッツーに抑え、1回を被安打1の無失点に抑えた。
    一方の大江は、武田をファールフライに、山足を空振り三振に抑えるなど、彼もまた1回無失点。
    ただでさえ吉田正尚不在のオリックスは昨日と違って控えメンバー中心だったとはいえ、坂本→大江の無失点リレーは、開幕に希望を持たせるものであった。

    → 吉川光夫・クックで勝ちパターンは出来上がるのか?
    そして、吉川光夫が2試合とも無失点。守護神候補のライアン・クックも、ヤクルト戦で1回を3人7球でぴしゃりとしめた。マシソンが出遅れている今、勝ちパターンに最も近いのはこの2人じゃないだろうか。というか、この2人が厳しいとなると、今年の巨人は一気に厳しくなる。オープン戦で、ファンを安心させる投球をお願いしたい。
    吉川光夫は2軍で1回無失点、クックは1回1失点。勝ちパターンについてはまだ何とも言えない状況か。少なくとも、オープン戦を見る限りでは、桜井・大江・坂本工宜が勝ちパターンに入っていても何一つ驚かない。
    あとは、今日も1回をしっかり無失点に抑えた、戸根千明。ここ数年苦しんでいたが、オープン戦での内容は、勝ちパターンのダークホースになるかもしれない。


  • 捕手
    → 小林不在。炭谷の巻き返し、大城のアピールは?
    昨日まとめた通り、ここまでの5試合は小林誠司が一番多くマスクをかぶって (21イニング) いる。次いでマスクをかぶっている炭谷は、キャッチャー時防御率や打撃成績など、厳しい数字が並んでいる。小林不在の中、おそらく炭谷・大城がほとんどのマスクをかぶるだろうが、アピールできるのはどちらか。この2人なら、昨年バッテリーを組んでいるうえに打撃力もある大城に分があるようにも思うが、こんなことを書かれているくらいだから、原監督は相当炭谷に期待しているのだろう。当然、さっさと巨人の投手と組むのに慣れてもらって、監督の期待に応えてもらわないと困るのだが…
    昨日は炭谷がフル出場。「おそらく今日はベテランの日、明日は若手の日みたいに決めているのではないだろうか」と書いたとおり、今日は「若手の日」ということで、大城がフル出場した。
    炭谷と組んで苦しんだメルセデスが5回1失点としっかり抑え、坂本工・大江もしっかり無失点。相手打線も、主力をだいぶ温存していたとはいえ、守備面についても問題なさそうに見えた。
    そして、何より、初回からのタイムリーを含め、今日も猛打賞をしっかり打ったその打撃力こそが、巨人のキャッチャー候補に足りていない魅力でもあると思う。
    個人的には、小林・大城の併用を中心にした捕手起用でいいのではないか?と思わせるくらい、この2試合の2人には内容の差があったと思う。


    → 大阪でもキャッチャー・阿部は見れるのか?
    …見れなかった。果たして明日はどうなるだろうか。

 

  • 内野 (コーナー)
    → ビヤヌエバが倒れるとナカジだけでは不安!どうなるクリスチャン
    中島裕之はここまで出塁率こそ.308だが、11打数2安打の.181。クリスチャン・ビヤヌエバも、15打数3安打で出塁率は.250の長打なし。岡本和真も昨年は143試合出場だったゆえに、故障離脱はそこまで心配していないが、万が一が起きると一気に地獄になってしまう。また、ビヤヌエバが使えないとなると一気に打線も厳しくなってしまうのではないだろうか。一塁・中島ではちょっと物足りない。そろそろ打ちたいところ。
    中島は終盤に代打で登場。しっかりタイムリーを放ったので、まあ2打席目凡退したのは良しとしたいが…2打席目はあっさり空振り三振。スタメンで起用するには物足りないと思わされた。
    一方でビヤヌエバも途中出場。最初の打席こそフォアボールだったが、2打席目の変化球にあっさり三振した打席を見ると、シーズン入ってからあっさり攻略されそうで不安というのは正直ある。現時点ではビヤヌエバの打率は.263で出塁率は.364。出塁率だけ見たら、まあ開幕1か月くらいは様子を見るのかもしれない。


  • 内野 (センターライン)
    → 田中俊太!山本泰寛!がんばれ!
    吉川尚が15打数4安打と、ほとんどセカンドに固定されている中、田中俊太は6打数1安打。フォアボール1個選んでいる分、出塁率は俊太のほうが.286で上回っているのだが…山本泰寛は3打数ノーヒットでフォアボールのみの出塁率2割。尚輝不在となるこの3日間でどこまでアピールし、セカンド争いを盛り立てられるか。
    今日は文句なしで俊太の日だったと言っていいだろう。最初の打席こそ凡退したものの6球を投げさせ、リードオフマンとしては十分な働き。2打席目は初球を叩き、快足を飛ばしてスリーベース。そしてそこから押し出しを含む2つのフォアボール
    現時点で、10打数2安打の打率2割ながら、出塁率は.467と、リードオフマンとしては文句なし。守備でもいい動きを見せるなど、吉川尚輝不在の間にアピールに成功したといっていいのではないだろうか。今年もハイレベルなセカンド争いを期待させる。片岡・クルーズですら苦しんだ数年前から見ると、生え抜きの若手がハイレベルな争いをするなんて、夢のようだ。
    …また、ここまでオープン戦そこまで出番もなかった山本も今日は5打数2安打。序盤の3打席で凡退していたのがちょっと気がかりではあるが、2打席目・3打席目は10球、5打席目は12球投げさせるなど、5打席で37球 (平均7.4球/打席) 投げさせた粘りは評価に値するし、山崎福・比嘉からヒットを打っているのは大きい。守備も、ショートでソツなく守っていた印象。明日はもしかしたら主力中心のオーダーかもしれないが、俊太ではなく、山本をセカンドで見てみたいところ。
    あと、個人的には、吉川大幾の活躍が光った印象。明らかに相手投手が崩れかけていたので、フォアボールは置いておいても、タイムリーとスリーベースで2打数2安打。背番号の通り、寺内崇幸のようなスーパーサブ的活躍を期待されているはずだが、今日は「それ以上」の何かを期待させる内容だったと思う。


  • 外野 (両翼)
    → 陽岱鋼復帰か?

    広島には帯同しなかった陽だが、大阪には合流。おそらく、下位打線・ライトでのスタメンが濃厚だろう。
    個人的には、ライトは若手選手を使い、センター・ライトの控えとして構えていてくれたほうがいいかな?と思ったりもする。打線だけなら、若手を使いながら戦えるチームだと思うので。松原重信石川の誰かに開幕スタメンを掴み取ってほしい!
    …と、思ったりもするのだが、FA戦士の意地を見せられるか。同じFA戦士の丸にセンターを譲ったままでは終われない。

    今日の陽は途中出場で2打席立ち、まさかまさかの2つの併殺打。特に、2打席目は、ランナー1・3塁のところで内野ゴロゲッツー。0アウトだったから得点こそ入ったものの、スタンドは何しに来たの…という雰囲気だった。2日で6打席、3つの併殺打。一打で二度死ぬヨウ・ダイカン、と言いたくなるくらいには、ここ2日間淡泊さしか目立たなかった。


    → ゲレーロ復活なるか

    ここまでは13打数ながら3割を打ち、長打はツーベース1本にとどまっているものの、練習試合では3ランを放つなど、昨年までの「ソローロ」とは少しずつ違う姿を見せているように見える。彼がいるのといないのでは、打線の厚み、選手層の厚みが大きく変わってくる。昨年息切れした5月以降が勝負になるが、岡本不在となるこの3連戦では、4番としての出番もあるのではないだろうか。そろそろホームランにも期待だ。

    今日は3番・DHでスタメンだった亀井を2打席で下げ、3打席目からゲレーロが代打で出場。そのまま、3番・DHに入ったが…三振→内野ゴロ→内野ゴロエラー→ポップフライ。3打席目の打球こそ強烈で、シフト次第ではヒットになっていたかもしれないが、それ以外は中身が伴っていたとは言えない打席だったと思う。去年から背番号以外で何が変わったの?と揶揄されてもおかしくない内容だった。
    一方の亀井は先制タイムリーのきっかけとなるツーベース。2打席で下がったが、今年もここぞの場面で頼りになりそうだ。
    …今日は実際守備についたのは、松原・立岡・石川の3人。途中から若林・陽が守備についたが、少なくとも松原・石川は大きな差がつく結果となったと思う。
    松原は初回、俊太が6球投げさせた後に初球をあっさり凡退するなど、内野ゴロが4つ。最後の打席は、2アウトでスタートを切っていた俊太が二三塁間で挟まれており、当たり的には内野安打になっていたかもしれないが…打撃も (俊太の後だからかもしれないが) 淡泊に見えたし、何より外野に打球が飛ばなかったのはちょっと気になる。
    一方の石川慎吾は、最初の打席こそデッドボールだったが、そこからツーベースを含めマルチ安打。ツーベースで出塁後、ランナー満塁から押し出しのフォアボールで生還するなど、文字通り豪快スイングで打線の起爆剤になった。
    立岡は最初の打席でデッドボールから盗塁を決め、エラーに漬け込み三塁に進み、そのまま吉川大のタイムリーで生還。2打席目のフォアボールを含めて印象はよかったのだが、3打席立ったところで交代。数字上は1打数ノーヒットとなった。若林は途中出場でフォアボールと外野フライ。
    石川慎吾がアピールに成功した一方で、松原は重信と入れ替わるような気にさせられる、そんな試合だった。

  • 打線
    → 1番坂本・3番丸を試す…?
     今日は主力を下げていたため、下位打線候補の選手が多く出場する結果となったが、打線がどうなるか、は後日考察したい。
    印象としては、5番ビヤヌエバ、6番ゲレーロが不安。7番陽ではなく石川慎吾を期待したい、そう思わせる試合だった。坂本勇人が不動ゆえ、吉川尚・田中俊太のどちらかしか使えないのが非常に残念だが…
    少なくとも、上位打線については、Twitterでご丁寧に連絡をいただいた、こちらのサイトと意見は同じなのだけど。(下記リンクと同じです)

    dovadova.com

 

 

2 2 1 0 1 0 2 2 0 10

オ 0 0 1 0 0 0 2 0 0 3

勝: メルセデス (1勝1敗0S)

負: ディクソン (0勝1敗0S)

 

~まとめ~

昨日はベテラン勢が大して活躍できず、菅野も打たれて大敗。今日は逆に若手がアピールしまくり大勝。理想的な勝ち方となった。

投手陣を見ると、メルセデスは5回1失点と立て直し、坂本工・大江の無失点リレー。田原はピッチャー返しが直撃する不運もあり2失点だったが、戸根が最後は無失点に抑えるなど、オリックスのスタメンは若手主体だったとはいえ、収穫の多い内容ではあった。

野手陣も、活躍しなかった若手選手をあげるのが難しいくらい。まあ十分に書けたでしょう。こちらも、若月/山崎がキャッチャーではなく、バッテリーはベストメンバーではなかったものの、投手としては主力級の選手も出てきていたため、まあ、前向きに考えていいだろう。

…明日はおそらく主力メインに戻るだろうか。ライトは陽ではなく石川を、キャッチャーは炭谷ではなく大城・阿部でいってみてほしいところである。

 

 

ゲレーロ・ビヤヌエバ・陽のパフォーマンスは、不安しか残らないが、個人的には、去年5試合でわずか1勝という鬼門だった京セラドームで巨人が勝ったのでまずはよしとしたい。 

…明日は用事があって見れないので、結果を追いながら、3日間の総集編としまする。