Tommyball

コンセプトは「スポーツ×○○」。スポーツに関連するいろいろなものを書いていきます。

突如柔軟性が加わったサッリ・ボール

アウェイのアーセナル戦で0-2、ボーンマス戦は0-4、マンチェスター・シティ戦で0-6と大敗。

 

「カンテを押しのけてまでアンカーに起用しているジョルジーニョが足を引っ張っている」「マルコス・アロンソが弱点になっている」「ウィリアンとペドロでは天井が見えている、ハドソン=オドイや、ロフタス=チークらを使うべき」

 

さまざまな批判が上がったが、その中でも一番批判が大きかったのは、頑なにプランBを用意しなかったマウリツィオ・サッリ自身だったと思う。

相手が誰でもほとんど変わらないスタメン、いつも通りの代わり映えしない交代カードの切り方、頑ななアンカー・ジョルジーニョ…「サッリの頑固さが結果的に本人の首を絞めることになる」とまで書いた記事もあったような気がする。

 

 

そんな中で、イタリアメディアのこんな擁護論もあったが、本人も「プランBを用意する前にプランAをしっかりこなせないといけない」と、大きな変化を加えることを否定。

「結果も出ていないやり方しがみつくのか…」と、ファンも嫌気がさしつつあった中で、その後FAカップではホームでマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、「マウリツィオ・サッリは終わった」と誰もが思ったところ。

 

 

…が、そこから、チェルシーが突如息を吹き返している。

 

 

マンチェスター・シティ戦では、上記エントリーでも触れたとおり、アザールの偽9番を解禁。本人からも「少し下がった」というコメントがあったが、結果的には0-6と苦しめられたマンC相手に120分無失点で耐え抜いた。

 

 

その120分とPK戦のわずか3日後、「分岐点」と書いたトッテナム戦では、序盤こそいつも通りのハイプレスだったものの、途中は引いて守るなど、突如柔軟に戦術を変えことも幸いして、2-0の勝利。

 

続いてのフラム戦は、ジョルジーニョにもゴールが飛び出すなど、2-1で勝利。ディナモ・キエフ戦も、ロフタス=チークのアシストからのハドソン=オドイが決まるという、チェルシーサポーターなら興奮で失神してしまいそうなゴールも飛び出し、3-0で勝利。1ヶ月前は監督のクビが飛ぶと思われていたチェルシーが、ここに来て公式戦3連勝。

 

そして迎えるは、6位とは13点差あるとはいえ、7位のウルバーハンプトン戦。

 

引いて守るウルバーハンプトン相手に、ボールは持てるものの、決定機を作れないチェルシー。

ポゼッションは3/4近く持ちながら、前半は0-0で終わる。

 

すると、後半11分に、カウンターからウルバーハンプトンが先制する。

 

3-5-2を採用したウルバーハンプトンは、守る時は5バックになる。DAZNの解説では5-4-1に見える、と言っていたっけ。

 

引く時はとことん引き、攻める時は積極的にボールを回すウルブスに、チェルシーは最後まで苦しめられる。

 

サッリ監督は、早めに交代カードを切る。

まずは、得点されて間も無く、コバチッチを下げてロフタス=チークを投入。

すると、その4分後には、ペドロに変えてハドソン=オドイ。 

これまで「もっと使え!」と外野からずっと声が上がっていた若手選手2名を、これまでよりも早めに投入。これだけでも、何かが違うという雰囲気だった。

 

きわめつけは、サッリ・ボールの申し子・ジョルジーニョを下げてのウィリアン投入

フォーメーションはどうなるのか!?と誰もが思ったが…

中盤にはカンテとロフタス=チーク。

前線にいたアザール、イグアイン、ハドソン=オドイに加えてウィリアンが入る、4-2-4…というべきか、イグアインを1トップにした4-2-3-1というべきか。
とにかく、サッリがフォーメーションを変えたということが衝撃だった。

 

中盤がやや薄くなるものの、少し前線が厚めになったことが功を奏してか、終盤、アディショナルタイムでアザールが同点ゴール。

最後はエースの個の力で打開したとはいえ、柔軟になったサッリ・ボールが、勝ち点1をもぎとったと言っていい気がする。

…正直、勝ちたい試合ではあったが、負けなかっただけでもよかった

 

これで、残り9試合。トップ4争いはこんな感じ。

3位: トッテナム (61)

4位: アーセナル (60)

5位: マンチェスターU (58)

6位: チェルシー (57; 1試合消化少ない)

 

残る試合は、 

ブライトン (H)

エバートン (A)

カーディフ (A)

ウエストハム (H)

リバプール (A)

バーンリー (H)

マンチェスターU (A)

ワトフォード (H)

レスター (A)

 

1試合少ないゆえ、勝てば実質4位と同順位になるが、油断は許されない。

ビッグ6とのアウェイマッチが2試合あり、正直楽ではない日程だが、これまでにない「柔軟性」という武器を手に入れたサッリ・ボールなら、打開できると信じている。

 

 

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