Tommyball

コンセプトは「スポーツ×○○」。スポーツに関連するいろいろなものを書いていきます。

で、結局、坂本→丸の並びで良かったの?

 

前書き

  • 過去のエントリで「2番・丸」を主張していたのだけど、開幕は吉川尚輝→坂本→丸の並び。そこで、丸、坂本は結局この並びで良かったのか?を、11試合終了時点の成績から考察する。
  • 前提として、1番打者が1回にノーアウトランナーなしで回る以外は、ほぼ確率。長いシーズンで見ると、2番打者の方が3番打者よりも多少打席数が多い。出塁率4割のバッターが2人並んでも、2番が初回1アウトランナーなしで回る確率は60%、3番に初回にツーアウトランナーなしで回る確率は36%とまあまあ高い。
  • 特に、初回は、先制点の確率も高く、流れを一気に手放してしまう、併殺のリスクも考慮したい。

 

 

坂本、丸それぞれの成績

坂本勇人

11試合 打率 .395 48打席 38打数 15安打  1二塁打 2本塁打 22塁打 5打点 10得点 8三振 9四球 1犠打 1盗塁 1盗塁死  2併殺打 出塁率 .511 長打率 .579 OPS 1.090 得点圏 .333 1失策

 

丸佳浩

11試合 打率 .325 48打席 40打数 13安打 2二塁打 3本塁打 24塁打 9打点 6得点 14三振 7四球 1犠飛 1盗塁 0盗塁死 1併殺打 出塁率 .417 長打率 .600 OPS 1.017 得点圏 .375 失策 0
 

ここまでは坂本のほうが好調に見えるが、丸佳浩も、開幕戦4三振から立て直し、3割3分近い高打率。本塁打3本の効果もあってか、長打率.600と、坂本を上回っている。

 

 

状況別成績

坂本勇人

  • 先頭打者 → 右フライ (4球), 中安 (3球), 中2塁打 (4球), 右安 (3球), 四球 (5球), 空振り三振 (5球)
  • 0アウト1塁 → 空振り三振 (6球), 併殺 (3球), 中安 (5球), 遊安 (6球), 中安 (3球), 三ゴロ (3球), 四球 (5球), 中安 (3球)
  • 0アウト2塁 → 四球 (7球)
  • 0アウト1,2塁 → 犠打 (1球)
  • 0アウト2,3塁 → 空振り三振 (6球)
  • 1アウトランナーなし → 空振り三振 (5球), 左安 (5球), 中安 (2球), ホームラン(2球), 三ゴロ (4球), 投ゴロ (4球), 右飛 (8球), 左安 (6球)
  • 1アウト1塁 → 左安 (3球), 右安打 (1球), 併殺 (1球)
  • 1アウト2塁 → 見逃し三振 (6球)
  • 1アウト1,2塁 → 四球 (4球), 右飛 (4球)
  • 1アウト3塁 → 左安 (5球)
  • 2アウトランナーなし → 中飛 (7球), 中飛 (2球), 空振り三振 (5球), 中飛 (2球), 四球 (7球), 中飛 (3球), 二飛 (3球), 右飛 (3球)
  • 2アウト1塁 → 空振り三振 (5球), 見逃し三振 (5球)
  • 2アウト2塁 → 敬遠, 四球 (9球)
  • 2アウト1,2塁 → 左中HR (2球)
  • 2アウト3塁 → ショートゴロ (4球), 四球 (6球), 四球 (6球*)

* 打席開始時は2アウト1塁、盗塁・エラーでランナーが三塁まで進塁


丸佳浩

  • 先頭打者→ 見逃し三振(6球), 空振り三振(4球), 四球 (6球), 四球(9球), 右本塁打 (1球), 内野安打(3球), 一ゴロ(6球), 左飛 (7球), 空振り三振 (6球), 中安 (6球), 四球 (5球)
  • 0アウト1塁 → 併発 (2球), 三邪飛(3球), 遊飛(5球)
  • 0アウト2塁 → 遊安 (5球)
  • 0アウト1,2塁 → 右二塁打(3球), 見逃し三振(3球), 空振り三振 (4球), 一ゴロ (3球), 空振り三振(4球)
  • 0アウト1,3塁 → 中安 (5球)
  • 1アウトランナーなし → 四球 (7球), 本塁打 (2球), 四球 (8球)
  • 1アウト1塁 → 空振り三振 (4球; 三振ゲッツー), 右安(4球), 見逃し三振(4球), 見逃し三振 (3球)
  • 1アウト2塁 → 左飛 (4球)
  • 1アウト1,2塁 → 見逃し三振(4球), 二安 (3球)
  • 1アウト2,3塁 → 四球 (7球), 見逃し三振(7球)
  • 1アウト満塁 → 左犠飛 (3球)
  • 2アウトランナーなし→ 空振り三振 (7球), 二ゴロ (6球), 二ゴロ (5球*), 右飛 (4球), 空振り三振 (3球), 左安打 (3球), 左安 (3球)
  • 2アウト1塁 → 投ゴロ(4球)
  • 2アウト2塁 → 右二塁打 (2球)
  • 2アウト1,2塁 → 左飛 (7球), 見逃し三振(3球), 二ゴロ(4球)
  • 2アウト1,3塁→ 右中本 巨3-0神(5球)
  • 2アウトランナー2,3塁 → 四球 (4球**)


* 打席開始時1アウト1塁 → 盗塁失敗で2アウトランナーなし

**: 2アウト1,3塁から盗塁成功で2,3塁

 

成績からの考察

 

2番・3番の状況別打席数と考察

坂本勇人

  • 先頭打者: 6打席
  • 0アウト1塁: 8打席
  • 0アウト2塁: 1打席
  • 0アウト1,2塁: 1打席
  • 0アウト2,3塁: 1打席
  • 1アウトランナーなし: 8打席
  • 1アウト1塁: 3打席
  • 1アウト2塁: 1打席
  • 1アウト1,2塁: 2打席
  • 1アウト3塁: 1打席
  • 2アウトランナーなし: 8打席
  • 2アウト1塁: 2打席
  • 2アウト2塁: 2打席
  • 2アウト1,2塁: 1打席
  • 2アウト3塁: 3打席

 

丸佳浩

  • 先頭打者: 11打席
  • 0アウト1塁: 3打席
  • 0アウト2塁 : 1打席
  • 0アウト1,2塁: 5打席
  • 0アウト1,3塁: 1打席
  • 1アウトランナーなし: 3打席
  • 1アウト1塁: 4打席
  • 1アウト2塁: 1打席
  • 1アウト1,2塁: 2打席
  • 1アウト2,3塁: 2打席
  • 1アウト満塁: 1打席
  • 2アウトランナーなし: 7打席
  • 2アウト1塁: 1打席
  • 2アウト2塁: 1打席
  • 2アウト1,2塁: 3打席
  • 2アウト1,3塁: 1打席
  • 2アウトランナー2,3塁: 1打席

 

2番坂本、3番丸とも、現時点では48打席。2番・3番での打席数の差は、そこまで大きくならないことが伺える。過去エントリ (丸佳浩に期待する「2番・センター」 - Tommyball) によれば、昨年の西武打線で、1番・2番の打席数の差は131試合で13打席。

特徴としては、2人とも、先頭打者として迎える打席が多い。例えば8番から始まるイニングで、8→9→1と3者凡退したら次は2番からだし、誰か1人だけ出ていたら次は3番からになる。8番・9番が「自動アウト」に近い状態だと、特にその確率も上がるのではないだろうか。セ・リーグ特有の、しかも打てる捕手が減りつつある最近のセ・リーグの傾向ともいえるだろう。

一番避けたいのは、2アウトランナーなしだが、坂本が8打席、丸が7打席と、比較的多い形になっている。2番・坂本は、9番・投手と、1番の吉川尚輝が凡退、というパターンが比較的発生しやすいゆえか。一方の丸は、初回に1番・2番が凡退するパターンが、広島戦で2回、中日戦で1回。1番から始まる好打順でも、4割近い確率で2アウトランナーなしになるのが悩みどころだ。

2連続出塁というパターンも、阪神戦2回、中日戦で1回、11試合中3回あったが…

 

 

総論

ここまでは、打席数も大差なく、より好調な坂本が2番にいるほうがいいのかも。