Tommyball

コンセプトは「スポーツ×○○」。スポーツに関連するいろいろなものを書いていきます。

吉川光夫の「クーリングオフ」を考える

とにかく中川皓大と、たまーに打たれる高木京介頼み、
マシソンもすぐ離脱し、クックはクイックができないし、
宮國はビハインド専用、田原もピンチではランナー出して終わる…

巨人の中継ぎのカオスはずっと前からあからさまだったが、原監督も、ついに策を打って出た。

 

www.yomiuri.co.jp

 

…まさかの吉川光夫のトレード。それも日ハムに送り返す形で

 

 

「返品」だの「クーリングオフ」だの、ユーモアが羨ましくなる表現が大量発生しているが、実際これは効果あるのか?を少し考える。

 

 

 

吉川光夫

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2019年成績: 9試合 0勝1敗 3H 6 1/3回 被安打12 被本塁打2 与四球6 与死球0 奪三振4 失点7 自責点7 防御率9.95 被打率.414 K/BB 0.67 WHIP 2.84

(2軍では14試合3勝1敗1セーブ 23 2/3回 被安打16 被本塁打1 与四球11 与死球2 奪三振28 失点7 自責点4 防御率1.52)

 

Wikipediaにこう書かれるほど、球威が生命線の速球派投手。

2011年までは通算与四球率4.70と制球難に苦しんでいたが、2012年には与四球率2.33と改善。制球難を気にしすぎる余りに無駄な四死球を出して崩れるパターンが多かったが、2012年に監督に就任した栗山英樹からオープン戦終了時に「(吉川は)いい投手だから厳しくいく。1年間は褒めない。今年ダメだったら(自分が)ユニホームを脱がせる」など厳しい言葉をかけられた他[25][26]、「フォアボールは出しても良いから思い切り腕を振って投げろ」という言葉を実践することでその持ち前の球威が活き、「四球を出しても別にいい」と開き直ることや抑えることで身に付いた自信が制球力改善の要因になったと語っている[24]。

ダルビッシュが抜けた2012年に最優秀防御率・MVP・ベストナインを一気に獲得し、スターダムにのし上がった選手だが、その後苦しみ、巨人にトレードされたのはご存知の通り。

パワプロのコントロールEが示すように、コントロールは決していいとはいえないが、その2012年はBB/9がキャリアベストの2.33で、K/BBが3.51と奮闘していた。
その後は2013年のBB/9 3.20と、K/BB 2.19を最後に、K/BBが2を超えていない。BB/9が悪化するとともに、WHIPも、防御率も、引っ張られて悪化していったが…
それでも2018年は22試合18先発で6勝7敗。K/9は2013年以来の6.75、WHIPは2015年以来の1.30という高水準で、少し復活をにおわせた。

そして原監督に中継ぎ専念を言い渡され、鉄腕・山口鉄也の背番号47を引き継いで迎えた今年は、オープン戦から好調。最後の登板こそ1回4失点で打たれたものの、そこまでの5試合は4回2/3を無失点と、好投を続けた。

結果、中継ぎとして開幕一軍入りを果たしたものの、最後の登板を引きずるような打たれ具合。4月13日のヤクルト戦ではバレンティンに逆転3ランを打たれ、4日後の次の登板では打者2人から1アウトも取れず交代、2日後の阪神戦では大勝ムードの最終回に出てきて1失点し、その週末、4月24日のヤクルト戦は1アウトしか取れない間に2失点。あっさりと二軍行きとなると、交流戦で復帰したはいいが、楽天戦ではピンチで登板し、まさかのストレートのフォアボールで、1アウトも取れず交代。これがとどめとなったのだろう。オープン戦はなんだったのか。

正直、大田泰示のポテンシャルで吉川光夫の復活の可能性と、石川慎吾が化ける可能性を「買った」2016年のトレードは。大田・公文がソツなく活躍する今、日ハムの圧勝だったのかもしれない。少なくとも、今のところは…

 

 

宇佐見真吾

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2019年成績: 3試合 4打席4打数1安打 (.250) 出塁率.250 長打率.250 OPS .500 失策1

(2軍では34試合96打席84打数20安打 (.238) 1本塁打 4打点 12四球 11三振 3併殺打 出塁率.333 長打率.274 OPS .607)

2017年。中の人が初めてライトスタンドで観戦したその試合でサヨナラホームラン


横浜対巨人 7対9 宇佐見真吾プロ1号サヨナラツーランホームラン

 

多くのファンが阿部慎之助の影を追い求めながら、小林誠司の打撃力に絶望しつつあった、そんな状況で、打てる捕手・宇佐見の鮮烈デビューは、希望の光そのものであった。

一方で、宇佐見先発時の防御率が6.75 (小林先発時は3.12) ということで、リードにはまだ課題があったことも事実だし、盗塁も7回中7回走られるなど、キャッチャーとしては課題があったのも又事実で、小林からレギュラーを奪い取る…とまではいけなかった。

npb.sakura.ne.jp

 

オフには背番号を27に変更し、さらなる飛躍にかける2018年…となる予定だったが、ドラフトでは岸田行倫と、打てる捕手・大城卓三を補強。宇佐見本人も、2017年の秋季キャンプで骨折した影響か、29試合で打率.104と、本来ウリであるはずの打撃が全く振るわず。

npb.sakura.ne.jp

 

今年は、それに加えて、炭谷銀仁朗を補強。手にした27番も、1年ではく奪される形になってしまった。

オープン戦も、唯一の打席がヒットだったものの、そもそも1打席しか立たせてもらえないくらい、余剰戦力扱いなのは誰の目に見ても明らかだった。

大城卓三のファーストコンバートの構想もあり、6月1日の中日戦では、先発マスクをかぶったものの、メルセデスが2回持たず降板するなどの事案もあり、結果的には大城をそのままキャッチャー兼ファーストとして使うことで落ち着いてしまった。
npb.sakura.ne.jp

 

 

 

藤岡貴裕

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2019年成績: 2試合 0勝0敗 3回 被安打4 被本塁打0 与四球5 与死球0 奪三振2 失点5 自責点5 防御率15.00 被打率.333 K/BB 0.40 WHIP 3.00

(2軍では17試合2勝2敗1セーブ 25 1/3回 被安打23 被本塁打2 与四球8 与死球1 奪三振28 失点11 自責点11 防御率3.91)

 

Wikipediaには"最速153km/h" (プロ入り後の最速は150km/h) と書かれているものの、おそらく球速は落ちたのか、パワプロでは145km/hとなっている。Wikipediaレベルでは、"ストレート、縦横二種類のスライダー、カーブ、稀にフォークを投げ分ける"らしい。パワプロの変化球とだいぶ違う気がするのはご愛敬か。

菅野智之と同期の、かつてのドラ1も、ロッテで苦しみ、岡大海とのトレードで日ハムに移籍するも、わずか6試合の登板で北の大地を去ることになった。

どうみてもコントロールが課題になっていて、1軍では3イニングで5四球と苦しんでいる。球威も落ちたのか、1軍では3イニングで被安打4、つまり2試合3イニングでWHIP3.00と滅多打ち状態だった。

2軍でも防御率3.91と、決して抑えられているわけではないが、巨人からすると、2010年のリッチギー高木こと高木康成、2013年の青木高広あたりのように、環境が変わって復活してくれたらラッキー、みたいなとらえ方だろうか。

 

 

鍵谷陽平

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2019年成績: 18試合 0勝0敗1H 16 2/3回 被安打16 被本塁打0 与四球12 与死球0 奪三振16 失点11 自責点11 防御率5.94 被打率.254 K/BB 1.33 WHIP 1.68

(2軍では8試合0勝0敗 10回 被安打3 被本塁打0 与四球5 与死球0 奪三振23 失点0 自責点0 防御率0.00)

 

スリークォーターから、最速151km/hのストレートと、スライダー、フォークを中心に投球するリリーフピッチャー。一応パワプロでは先発も抑えも適正ありとなっている。 

一軍でもそこまで悪い投手ではないと思っていたのだが…思ったよりも防御率が悪い。北海道で3試合観戦した際は2試合とも無失点だったから、印象と実際の数字が違うだけなのだろう…

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というかこの試合も投げてたのか…

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ワイが見る試合は大体無失点で、それ以外はそこそこの確率で失点しているみたい。何とも言えない。

 

内容は、典型的なパワーピッチャーの数字で、1軍でも1イニングに1個近く三振を奪う一方で、4イニングあれば3つはフォアボールというペースである。当然、K/BBも伸びないが…

二軍ではコントロールもそこまで悪くなさそうだし、何より10イニング30アウトのうち23個が三振と、ドクターKになっている。二軍の帝王的な成績だ。

正直、防御率だけ見ると、勝ちパターンには不安で、宮國・田原あたりと若干かぶる気がするが…

 

 

両球団の思惑 (推測)

とにかくリリーフを補強したい巨人

長打力強化・打てる捕手が欲しい日ハム?

一言でいえば、巨人は、もう一皮むけたら勝ちパターンで使えそうな鍵谷に賭け、打力強化をしたい日ハムは、余剰戦力ながらも2017年に活躍した宇佐見のポテンシャルに賭けたい、というところだろうか。

確かに日ハムでは、清水優心が.258ながら112打席で0HR 9打点。
石川亮は37試合・68打席で.186、1打点。ベテランの鶴岡慎也も、34試合・68打席で.164 1HR 4打点。実松・黒羽根は出場機会も限られているが、ここまでノーヒットと、完全に捕手は打力不足状態。3年目の郡はまだ経験不足、とみているのだろうが、打てる捕手・宇佐見のポテンシャルにかける可能性は大いにある。

もう1枚でも、少しでも投手が欲しい巨人は、環境が変わったら復活するかもしれない吉川光夫をつけて、藤岡貴裕とトレードした、というところだろうか?

 

いずれにせよ、2016年大田泰示・公文克彦とのトレードの目玉でもあった吉川を3年待たず返却。実質的には、大田・公文・宇佐見 ⇔ 石川・鍵谷・藤岡のトレードとなったが、どうなることか。

正直、大田泰示は紛れもなく主力、公文もブルペンでしっかり戦力になっている状況を見ると、鍵谷・藤岡が勝ちパターンに入るくらいの活躍をしてもらわないと、割り切れないところはあるが…

とにかく、これで少しでもシーズンが好転すればいい

 

 

 

 

 

で、実際、パワプロではこのトレードどうなの?と思い。まずは巨人で検証。

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あえなく失敗する。

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なので、次は日ハム側でトレードをオファー。

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…こちらもあえなく失敗

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結論:まあイーブンなトレードなんじゃないでしょうか

 

プロスピ初日のアップデートで吉川光夫は巨人からいなくなるのだろうか。

 

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