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コンセプトは「スポーツ×○○」。スポーツに関連するいろいろなものを書いていきます。

オールスターブレイクの総まとめ ~パ・リーグ編~

そんなわけでオールスターも終わってしまったところで、前半戦の成績や所感をざっと振り返ってみようと思う。

 

セ・リーグ編はこちら。

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1. 順位表

  1. ソフトバンク (48勝32敗4分, 勝率0.600, ゲーム差 - )
  2. 日本ハム (41勝39敗4分, 勝率0.5125, ゲーム差7.0)
  3. 埼玉西武 (41勝40敗1分, 勝率0.5061, ゲーム差7.5)
  4. 東北楽天 (40勝40敗2分, 勝率0.500, ゲーム差8.0)
  5. 千葉ロッテ (39勝40敗2分, 勝率0.4937, ゲーム差8.5)
  6. オリックス (36勝42敗5分, 勝率0.4615, ゲーム差11.0)

 シーズン前の順位予想ソフトバンク→日本ハム→西武→ロッテ→楽天→オリックスというものだったので、意外と当たった。セ・リーグに比べると。

故障者続出の中これだけ首位をひた走るソフトバンクがいろんな意味で怖いが、正直2~5位は僅差。最後にどういうメンツがCSに出ていても驚かない。オリックスも、CS圏内までは3.5ゲーム差。勝ったり負けたりを繰り返しているが、投手陣の柱は出てきており、あとは打線がそろえば今年中にCSもありえるだろう。

 

 

2. チーム成績

2.1. チーム打撃

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チームで見ると、打率・出塁率は山賊打線がリーグトップ
本塁打、二塁打はそれぞれソフトバンク、日本ハムがトップだが、ぶっちぎりの四球の多さを生かしてチャンスメイク。しかも、盗塁もリーグトップで、チャンスをうまく広げている。結果的には得点1位、唯一の400点台。浅村が抜けた穴は俊足の外野手でカバーする、という方針が当たっている。

Bクラスの楽天・ロッテが次いで得点が多いのがちょっと意外。楽天は二塁打4位、三塁打最小、本塁打は4位と、特に長打が多いわけでもないのだが、四球がリーグ2位で、結果的に出塁率は西武に次いで2位となる.334。いやなんでや。盗塁はリーグ最少、かつ、成功率もリーグワーストで、唯一60%を下回っているし、併殺はリーグワーストの64と、チャンスを広げられているとはいえないが…
一方のロッテは、西武を上回るリーグ2位の99本塁打。二塁打もリーグ2位で、ラグーン効果や寿司経済打線の破壊力は一気に増した。昨年も荻野貴司や中村奨吾が走りまくったように、俊足の選手がチャンスを広げる攻撃も可能で、チームカラーの変化がうかがえる。

で、本塁打トップのソフトバンクは、実は二塁打は最小だし、四球も最小。打率3位に対して、出塁率は5位という状況だが、得点は4位。やはり本塁打は正義なのだろうか。
逆に日本ハムは二塁打トップながら本塁打は4位と大きく水をあけられての5位。盗塁もリーグ5位、併殺がリーグ5位ということもあってか、得点も5位に沈んでおり、レアード流出の影響と同時に、西川遥輝以外の足を絡めた攻撃ができていない苦しみが感じられる。

オリックスは相変わらずオ黙リックス打線状態。三塁打こそリーグトップで、盗塁はリーグ2位ながら、それ以外の数字は大体リーグ最下位か下1/3。足を活かした攻撃で併殺が少ないのは、明るい要素ではあるが…長打で一気にチャンスが作れないこともあって、送りバントはリーグ最多。長打は吉田正尚頼みという状況を何とかしないとAクラス浮上はない。

 

 

2.2. チーム投手

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得点も別に多いわけではないソフトバンクがなぜ強いかというと、やっぱり投手陣だった。失点・自責点ともリーグ最少。防御率は2位に0.39差と圧倒的な投手力。完投はリーグ最少ながら、完封は7、無四球が5。セーブはぶっちぎりの31。ブルペンがしっかりと星を守れるチームはやはり強いのだな。四球は最多の314ながら、被安打は最小の661というのは、「四球は単打と一緒だから長打を打たれないところに投げよう」という方針でもあるのだろうか。

日ハムはこちらも、完投は最小の1ながら、ホールドがリーグ最多。完封は8, 無四球が6と、継投をフル活用している。ソフトバンクに比べると、四死球少な目、ちょっと被安打多め、くらいか。

オリックスは、打線がお黙り状態だがそれを補って余りある投手陣。被本塁打がリーグ最少。

ロッテはセーブ数が5位。ホールドも少なく、打線の破壊力を考えると、中継ぎがちょっと苦しんでいる感じか。

西武は…うん…通常運転です。地味に与死球・暴投が多いのもある。

 

 

2.3. チーム守備

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阪神もそうだったのだが、併殺が多いチームほど失策が多いような印象。

守備率トップは僅差で楽天。そしてソフトバンク。逆に西武・オリックスが守備率ではワーストに。

意外なのは、甲斐拓也・森友哉というオールスター捕手を擁する2チームが、パスボール最多になっていること。この辺は、投手の持ち球も影響しそうだけど…

 

 

3. 個人別成績

3.1. ソフトバンク

3.1.1. 打者

規定打席到達 

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雑多な所感

  • アッツォが.298 20本塁打と奮闘中。本塁打率5.73%とパワーは健在。
    相変わらずフリースインガーだが、得点圏.329は、さすが華のある男
  • デスパイネが序盤の不調を乗り越えて20本塁打に到達。本塁打率6点台はやばい。そりゃあ打率.262で出塁率.369てなる。
  • 平成のヒットメイカー・内川聖一も、さすがに年齢との戦いになりつつあるか。ここまでは打率.259, 出塁率.294。併殺率が3%超えと、ちょっと多い。
    それでも、2017年・2018年は離脱が多く、今年すでに3年ぶりの80試合出場
  • 甲斐キャノンも、レギュラー定着で余裕が少しずつ出てきたか、今年は.262 9HR。しかも7盗塁と意外な脚力も見せている。得点圏.210はちょっと寂しいが、意外にも (?) 四球率10%超えと選球眼を発揮しているところも好印象。これだけやってくれるキャッチャー、どの球団も喉から手が出るほど欲しいだろう。
  • そして前半戦はフライボールレボリューションしていた今宮健太はすでに9本塁打。自己最速ペースで本塁打を量産し、時に3番も打っただけに、早い復帰が待たれる。

 

規定打席未満

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雑多な所感

  • グラシアル、グラシアス。本塁打率7%。打率も.329と打ちまくっている。グラシアス。
  • 昨年ブレイクの牧原大成が、フリースインガーぶりはそのままに、打率が急降下。正直打率.225 出塁率.251は使いづらい気もするし、1番・2番を打ちながら、打率のような盗塁成功率 (3/10) はいただけないが、セカンドもセンターも守ってくれる万能ぶりは、確かに野戦病院の今だと、貴重なのだろう。
    そしてギータの後継者的扱いだった上林は、前半戦が終わって打率2割を切る大不振。それでも、フリースインガーだった傾向のある上林が、四球率7.45%と、比較的ボールを見極めている。マークがきつくなっただけ?
    そして釜本豪がついにブレイクか。三振が30%近いのがちょっと玉に瑕ではあるが、ここまで10盗塁失敗無し。俊足で鷹打線を支える。
  • ベテランコンビの明石と福田もさすがの働き。明石は打率.216ながら四球を選びまくり、相変わらず内野ならどこでも守るといわんばかりのユーティリティぶり。
    そしてこのタイミングで福田もフライボールレボリューション。シーズン半ばにして、すでに自己最高の8本塁打を叩き込む。長打率は驚異の.546。これでギータ・晃不在はまじでやばい。えぐい。

 

3.1.2. 投手

先発投手

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雑多な所感

  • お化けフォークの千賀が、ついにお化けストレートを入手し、15試合先発中QS失敗はわずか1回。1試合当たり平均7回を投げ、奪三振率は11を超え、被打率は.204。防御率は1.97。ストレートもフォークもバケモノとなったら、どうやって攻略すればいいんだ。
  • そして、大竹・高橋礼という生え抜き選手も無事にローテーション定着。
    大竹は援護に苦しみながらも、14回中9回QS (64.3%) し、平均6.5回ほどを投げるなど、安定した活躍。比較的球威で押すタイプが多い中で、BB/9が1.441と低く、コントロールで抑える投手。
    わずかに規定投球回に届かなかった高橋礼だが、2試合に1回はQS。K/BBの数字が低いのが気がかりだが、被打率は千賀に次いで低い.220。後半戦も頼れる戦力だろう。
  • 残る3枚は、松本裕樹や復活してきた和田毅らを中心に回すのだろうか。武田翔太・椎野新は救援に回っているような印象があるので…ミランダの復帰があれば心強い。

 

 

救援投手

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雑多な所感

  • モイネロ様様。37試合でK/9が12.87, K/BBが4.25, 被打率.158, WHIPは0.869と、とにかく相手を寄せ付けないピッチング。森が二軍で調整中の中、守護神までつとめており、モイネロがいなくなったらさすがのソフトバンクでも危ういのでは…というレベル。
  • そしてそのソフトバンクブルペンを もう一人が新人王候補・甲斐野。BB/9が5.1と高いが、K/9は11.0。被打率も.188。なかなか打てない投手だ。
  • 森?ようやっとった。K/9が9.7, K/BBは4.12ととにかく高い。被打率.233はちょっとソフトバンク標準だと高いけど, FIPも2.78だというところを考慮すると、防御率2.97ほど悪くないのではないだろうか。
  • 高橋純平が17試合でK/9 11.864, K/BB 4.143, 被打率.205, WHIP1.045, 防御率1.64 (FIPは2.52)。川原弘之が16試合で防御率2.61。こちらはWHIPやFIPは一段落ちてしまうが、この辺が後半戦ブレイクすると、さらに盤石になるだろう。

 

 

3.2. 日本ハム

3.2.1. 打者

規定打席到達 

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雑多な所感

  • 西川遥輝、例年ほど走らない、例年ほどパンチ力がない (2HR)、打率 (.289) は通常運転だが得点圏が.368と異常に高い。
  • 近藤健介も例年だったらもう少し本塁打が出ていてもおかしくない。しかし四球率17.27%はすごいな。パ・リーグの山田哲人状態。
  • 中田翔さんは本塁打率5%と、長打に苦しむチームの中で孤軍奮闘状態。なお得点圏打率は.209
  • 読売を出る喜びおじさんこと大田泰示は.286, 長打率.478。本塁打はすでに13本と、今年も奮闘。しかし比較的ボールを見ていく打線にあって、四球率5%ジャストはちょっと低い印象。
  • 渡邊諒がセカンドに完全定着。ここまでは7本塁打と意外な (?) パンチ力を見せながら、打率.259, 出塁率.343, 長打率.403と奮闘。
  • 王柏融が打率.281, 出塁率.342, 長打率.364。本塁打こそ3本と少ないながらも、しっかりと日本の野球にも1年目から適応してきた。

 

 

規定打席未満

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雑多な所感

  • 不動のショートであってほしい中島卓也は打率.213, 出塁率も.270届かずと苦戦。
  • 清水優心が打率.270と奮闘中。宇佐見真吾の加入の背景には、捕手が打てないというものがあったものの、そこから奮起。このままレギュラー定着なるか。
  • 渡邊がセカンドに定着したことで、サード以外は埋まった感じがあるが、そのサード候補の横尾俊建は126打席で1本塁打。持ち前の長打力が発揮できず、打率も.182と苦しんでいるが、四球率8.73%に対して三振率11.90%。K/BBだけみたらまあ奮闘している。
    期待のかかる清宮くんも、ここまでは99打席で.180, 出塁率.232。長打率は.337なので、さすがのパワーともいえるが…
  • スギノール (.225 4HR 12打点 長打率.402)。

 

3.2.2. 投手

先発投手

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雑多な所感

  • 早稲田の星・有原がついにブレイク。ここまでは14試合中11試合でQS (78.6%), BB/9が2.0と安定しながらもK/9が9を超え、被打率が2割を切るなど、圧倒的なピッチング。ちょっと被弾が多い気もするけど…防御率2.23に対してFIPが2.793とそこまで離れていないのも推しポイント。
  • 昨年日ハム投手陣を引っ張った上沢直之がまさかの打球直撃でシーズンアウト。ここまでは、11試合中8試合でQS (72.7%) と、有原とともにダブルエース状態だったのだが…
  • その日ハムローテーション、ショートスターターや、そのショートスターターの後を受けての登板が多かった元・金子千尋がカギになりそう。ここまでは11先発でわずか1回のQSと、らしくない数字だが、どちらかというと監督の方針によるところが大きいか。

 

 

救援投手 

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雑多な所感

  • 最多登板は玉井大翔と、大正義・宮西尚生の35試合。宮西はワンポイント的な登板も多いが、ここまでは被打率.190, WHIP0.876, 防御率1.82, FIPはそれを上回る1.605とさすがの投げっぷりで、ここまですでに29ホールド。K/9が9.4, BB/9が1.82でK/BBが5超えという安定感には、さすがとしかいいようがない。
  • 石川直也や秋吉亮がクローザーを務めていたが、石川直也がK/9が11という奪三振力を武器に、秋吉亮はBB/9が2.198, 被打率.168というランナーを出さないピッチングを武器にしている。秋吉のWHIPは、宮西をも上回る0.837。
  • 13試合ながら防御率1.46の井口和朋が後半のブレイク候補になるか。

 

 

3.3. 埼玉西武

3.3.1. 打者

規定打席到達 

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雑多な所感

  • 規定打席到達者が8人。ライト・木村 (or DH・メヒア) を除くスタメン全員が規定打席到達ということになる。きっと、打線のメンツが固定される、というのも、圧倒的な得点力を生むにあたって必要なのだろう。
  • 1番・秋山翔吾は5月にブーストをかけ、今年も.327 13HR, 36打点と絶好調。82試合で110安打で年間191安打ペース。序盤3番に入っていた時期を考えると、このペースを維持できれば年間195本、あわよくば200本安打も狙えるか。得点圏打率が.250なことを考えると、チームトップの出塁率を誇る秋山の1番起用は理にかなっている。
    最近は2番に"復帰"した源田が、実は規定到達組の中ではフリースインガー。それでも四球率は5.6%で、他球団からしたら「それなりに見極める」方になるのだが…打率.278, 得点圏打率.303で、長打で出塁した秋山を源田がそのまま返す、昨年のような得点パターンも可能だし、源田本人が21盗塁 (成功率75%) なので、ヒットを二塁打に代えてしまう、そんなケースもある。この2人は結局「落ち着くべき場所に落ち着いた」感じがする。
  • 3番・セカンドは、浅村栄斗の定位置だったが、今年は外崎修汰が定着。チーム2位の15本塁打、3位の59打点とこれも3位の15盗塁。しかも成功率が83.3%という脅威。序盤の不調もあり、打率は.252ながら、四球率が10%近いこともあり出塁率は.329。6月以降の好調を後半戦も継続できるか。
  • 4番はもちろん山川。両リーグトップの29本塁打、本塁打率は8%近くを誇る。どすこーい。
    今年は、死球をすでに9個食らう徹底マークもありながら、四球が大幅に増え、敬遠5個を含む51四球。出塁率は.379で、IsoDは.120と驚異の数字。
    強いていうなら、三振率が25%近いのはご愛敬として、得点圏打率が.210なのが、昨年レベルの破壊力のカギになりそう。それでも打点はすでに72なのでご立派だが…
  • 5番に入る森友哉は完全に令和の阿部慎之助的ポジションを確立したか。本塁打数は意外にも8本と少ないが、というか前の打者のせいでかすんで見えるが、最近まで首位打者だっただけあって、.315の高打率と、.412の高い出塁率を誇る。四球率14.47%は、山川に続いて2位。そして得点圏打率.382。山川の後に勝負強い森友哉、というのが山賊打線のいやらしさでもある。
  • 中村剛也・栗山巧の両レジェンドは今年も健在。
    中村剛也は打率.271に対して得点圏打率.370とクラッチヒッターぶりを発揮。14本塁打は、チーム3位ながら、すでに66打点を稼ぐ。
    栗山巧はDHでの出場が多いが、打率.240ながら出塁率.326と「生み出せチャンスを」状態。とはいえ、ここ数年の働きぶりを考えると、得点圏打率.250はちょっと寂しいが…
  • 金子侑司は、西川遥輝があまり走れていないこともあって、ここまではぶっちぎりの28盗塁。しかも成功率が82.35%という精度の高さだ。打率も気づけば.235まで復活し、出塁率が3割を超えてきた。これくらいだったら、この脚力をもって下位打線で使えるだろう。1番・金子構想が来年以降はカギになるはずなので、もっと打率・出塁率ともあげてほしいのはやまやまだが…

 

 

規定打席未満

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雑多な所感

  • ライトを守ることが多い木村だが、打率.209, 出塁率.252ではさすがに出番も少ないか。身体能力を考えたら、8盗塁で成功率66.7%はまだやれると思うが…
  • かつての本塁打王・メヒアも、代打での出番が多く、その中で今一つ結果を出し切れていない。そうは言いながらも、20打席に1回はホームランをぶちこむそのパワーは健在、というところだろうか。正直、もっと出番があってもいいと思う選手だが…
  • 「オカマさん」こと岡田雅利は、控えキャッチャーとして、ここまでの35%~40%程度に出場。打率は.227ながら、四球と三振が同数というのがすごい。出塁率は.370。正直、他球団ならレギュラーでもおかしくない選手だと思う…
  • 木村が打てていない状況なので、愛斗や戸川大輔、鈴木将平といった若手選手にも少しずつチャンスが出てきている。まだ、.250も到達していない選手が多く、そこまで決定打となるモノがないが、 スタメンの残り8人の安定感を考えたら、9人目は若手育成と割り切って後半戦を戦うのもありかもしれない。

 

 

3.3.2. 投手

先発投手

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雑多な所感

  • 今井達也が唯一の規定投球回到達。プロ初完封を現地で見れたのは個人的にはいうれしかった。BB/9が5点近く、そのせいでWHIPは1.48、防御率は3.99と高い。それでも、13先発中8回がQSで、QS率にすると61.5%。K/BBは正直2を切っており、相手を圧倒するような投球ではないのだが…ようやっとる
  • それ以外は正直何とも言えないのが実情か。昨年もコマ不足気味だった中で、エース・菊池雄星が抜けたのだもの…高橋光成が80回を投げており、ほぼ規定投球回到達なものの、被打率.310, WHIP1.59とちょっと2番手と呼ぶには厳しい。せっかくのオールスターでも、1回6失点だったし…それが尾を引かないことを祈るのみだ。
  • 松田に絶対殺されるマンだった十亀剣が、救援では荒れ気味だったものの、ローテーションに回ってからは、9試合中6回QSなど、試合を作れるようになった。
    他の投手に比べると、BB/9が2.341と低く、被打率も.238ととにかくランナーを出さない (当社比) ピッチングなのが、明るい要素。
  • 西武のケイスケホンダこと本田圭佑や、ドラフト1位の松本航など、ローテーションは固定されてきてはいるが、結果が伴っていないのが正直なところか。エース (のはずの) 多和田真三郎も本調子ではないし…

 

 

救援投手

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雑多な所感

  • 先発ローテーションもただでさえ大変な状況なのだが、ブルペンはまだ、平井・増田・マーティンが安定しているのが光か。
    ただし、平井は「平井プロ」と言われるくらいの酷使ぶりで、82試合中44試合に登板。しかも、44試合で48回2/3と、回跨ぎも辞さない酷使無双である。
    平井自身はBB/9が4超えと、決して制球力がウリなわけではないが、被打率.220, WHIP1.233と丸く収めており、結果的には防御率も1.85。FIPが2.557とちょっと高めだが、それよりも疲労により崩れだすのではないかというほうが心配だ。
  • 増田達至は、昨年苦しみ、チームとしても守護神探しに奔走したが、今年は被打率.186, BB/9が1.549でWHIP0.836。とにかくランナーを出さない圧巻のピッチングで防御率も1.55と、完全復活を印象付けた。オールスターにも選ばれたし。
    ただし、残念ながら、山賊打線爆発で大勝する展開や、投手陣が僅差を守れない場面も多く、守護神ながらセーブ数は12と、決して多くはない。本人が悪い、という話ではなく…
  • そして、中継ぎ3本柱のマーティンだが、それでも被打率.270, BB/9が5.28というせいで、WHIPは1.598。これで防御率2.93にまとめるほうがすごい。
    ただ、マーティン以外の投手…となると、みんな防御率が悪かったりするのでなんともいえない。台所事情が苦しいだけに、即効度の高い外国人投手がシャキっとする (か、だれか連れてこれる) と、後半戦も楽になるのだが…

 

 

3.4. 東北楽天

3.1.1. 打者

規定打席到達

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雑多な所感

  • もぎっ♪もぎっ♪もぎえいごろっ♪
    .300/.379/.471の完全復活。ここまでは得点圏.344と勝負強さも見せる。
  • 浅村は17本塁打46打点で主力として大活躍。西武に引き続き3番を打っていたが最近は4番に。.280/.380/.489と好調だが得点圏.267が今後の課題か。
  • 開幕を4番で迎えた島内も、.246/.328/.343トソツなく。得点圏.314。
    銀次は.293/.367/.370と相変わらず。打率が盛り返した分出塁率も復活し、今年はオールスター選出。ふたりとも10%近く四球を選ぶなど、楽天は方針として結構球を見ていくタイプぽい。
  • ウィーラー・ブラッシュの助っ人コンビはHR率が4.23% (ウィーラー), 6.98% (ブラッシュ) とパワー炸裂。特にブラッシュは.279/.409/.590と、圧倒的な長打力が、マークを呼んで、そこから出塁率も上がるという好循環。長打率.590はなんと山川穂高をも上回る。これでいて得点圏.365というおまけつき。ここまでのあたり助っ人は久々なのではないだろうか?
    ウィーラーは.249/.323/.433、得点圏.247。ちょっと例年に比べても数字が悪いかも。出塁率は2016年以降、長打率は2017年をピークに、毎年微減。

 

 

規定打席未満

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雑多な所感

  • 昨年新人王のゴーゴーカズキがここまで故障離脱あり、不振ありと苦戦。
    .198/.289/.261。昨年は18本塁打を叩き込んだ両打スラッガーも、ここまでは132打席で本塁打なしと苦しむ。盗塁も、3回成功6回失敗と苦しい。
    茂木とどちらかしか活躍できない法則でもあるんか…
  • 代わりにセンターに入ることの多い辰己も、.235/.336/.316と、穴埋めとまでいはいけず。ちーむとっぷの8盗塁ではあるが…
    毎年期待のオコエは.165/.230/.297。打率が低いうえに四球率が4.95%というフリースインガー気味。
  • キャッチャーは、嶋が46試合 (120打席で.198/.289/.337)、堀内が25試合(61打席で.127/.172/.182)、山下が代打もありながら25試合 (53打席で.208/.255/.417) 本塁打率が5%を超える山下のパンチ力は魅力なのだが…
  • ベテラン・藤田一也も故障離脱がありながら35試合で.316/.357/.392と好調。得点圏.167だが…
    同じくベテランの今江は25試合で.276/.304/.342。本調子になる前に離脱してしまった印象。渡辺直人同様早期復帰が期待される。



3.4.2. 投手

先発投手

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雑多な所感

  • 開幕前ワイ「則本も岸もおらんとかおわった。」
  • 美馬が規定投球回到達。14試合中9回QS (64.3%) で、BB/9が1.427という四球を出さない力もあり、WHIPは1.134。ただ被打率が.252とエースと呼ぶにはやや高いか、そのぶん防御率も4.06。FIPは3.581。制球が優れている投手はFIPもよくなる気がする。
  • 辛島・石橋・塩見・福井 (と、移籍した古川) あたりの投手がダブルエース不在のローテーションを埋めていたものの、全体的にパッとしなかったか。塩見が7試合で5回QS (71.4%), BB/9が1.40という素晴らしい数字もあり、被打率.235, WHIP1.000。その割には防御率が3.00なのがちょっと不憫ではあるか…
  • 岸が8試合中5回QS (62.5%), BB/9が2.861, K/9が8.762, K/BBは3.063とさすがの数字。被打率も.233と安定しており、怪我もありながら3.75という防御率になっている。いうまでもなく、戻ってくるダブルエースの活躍が後半戦のカギ

 

 

救援投手

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雑多な所感

  • 西武の平井プロ、楽天の松井プロ状態。41試合投げて被打率.143, K/9が14.53, K/BBはおかげで4.375。B/9が3.323と比較的高いが、それでも低い被打率もあり、WHIPは0.854で防御率2.08。圧倒的な松井裕樹が帰ってきた。
  • 森原が35試合で11ホールド、K/9が8.82でK/BBが3.4, 被打率.165, WHIP0.865, 防御率にして2.08と、松井裕樹クラスのピッチングをしている。
    青山が3.58, 宋が3.34, ハーマンが4.26と、これまでブルペンを支えた投手陣が軒並み数字を落としている中では、大きい。
  • ワンポイントの高梨は38試合24イニングで被打率.195, 防御率2.25。ただし、ワンポイントする場面が厳しい場面なことも多く、その影響もあってか、BB/9が7.125とやったら高い。
    それでも、ブセニッツともども、2点台の防御率は、後半戦もある程度計算できるだろう。ブセニッツは24試合で被打率.258, K/9が8.871, WHIP1.329は平均的ながらも防御率2.70と安定しているか。
    勝ちパターンは、もしかしたら、開幕時と終盤で大きく変わるかもしれない。
    地味に大ベテランの久保裕也が9試合で防御率1.69。

 

 

3.5. 千葉ロッテ

3.5.1. 打者

規定打席到達 

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雑多な所感

  • しょーご、しょーご、なかむらしょーごー
    すでに自己最多の12本塁打。盗塁は減ってしまったが、20-20を狙えるペースだ。
    なお、打率が、4月は3割強あったのだが、コーチとの衝突前後でスランプに入ってしまった。なんとか.260くらいまで盛り返してほしいが、現時点でもIsoDが.103と素晴らしい数字だ。
  • レアード効果か、ラグーン効果か、正直わからないが、鈴木大地もすでに自己最高の12本塁打。決してスラッガーではない荻野貴司も、キャリアハイとなる6本塁打を放ち、井上晴哉も昨年を上回るペースで14本塁打に到達。特に井上は、不振による2軍暮らしがあったことを考慮すると…
    そして、そのレアードがキャリアで初めて本塁打率7%越え中。こちらはラグーン効果だろうが、やはり本塁打の破壊力恐るべしである。
    四球率も総じて高く、本塁打による相乗効果をうかがわせる。
  • 本塁打効果かなにかはわからないが、鈴木大地は自身初の3割到達を、荻野貴司はルーキーイヤー以来となる.320を狙える位置にいる。

 

 

規定打席未満

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雑多な所感

  • 2015年清田が帰ってきた…と思ったのだが…思ったよりも落ち着いてしまった。
    それでも、.275/.356/.409で得点圏.318は立派だろう。同じ外野だと、角中が不調気味だが、.222/.341/.367と、選球眼はさすが。
  • ショート争いなんて声もあったが、藤岡が59試合で.245/.278/.319, 平沢が16試合で.067/.097/.167と結論は出てしまったか。

 

 

 

3.5.2. 投手

先発投手

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雑多な所感

  • 2017年くらいからひっそりとエース・二木説があったが、今年はついにそれが確信になったか。ここまではチームトップの90イニングを投げ、14試合中8試合でQS (57.1%)。BB/9は2を切り、K/9は9近く、K/BBは4.5越え。
    被打率.234も安定しており、WHIP1.089、防御率3.40と安定したピッチング。
    まあオールスターに選ばれるのも納得だし、後半戦もこのくらいのピッチングができたらエースと呼べよう。
  • もう一人の規定投球回・涌井秀章は、QS率が50%を割り、BB/9が2.395, K/9は7.18でK/BBは3点台と立派な数字だが、被打率.285, WHIP1.415, 被弾もここまで82回2/3で12本とちょっと多いか。結果的には、防御率4.14, FIPも4.083で3勝5敗。ちょっとかつてのエースとしては寂しい投球。
    で、ダブルエースともいわれていた開幕投手・石川歩も、ここまでは不調。10試合でQSはわずかに3回。被打率が.299と高く、WHIPは1.417。防御率も4.95と打たれている。FIPが3.919なので、そこまで内容が悪いというよりは、とんだ場所が悪く長打になりやすい…みたいなところだろうか。それでももう少し内容が良くなるといいなあ…それでも3勝3敗なのはいいときはエースの投球ができている、という裏返しか。
  • 昨年は「ボル神ガー」と言われたボルシンガーも、BB/9が5を超え、被打率が.272でWHIPは1.580。まあそりゃ防御率も5.31になるし、QS率も33%くらいになるわ。
  • 一方で、岩下・種市といった若手がブレイク前夜的活躍。ともにQS率は45%前後ながら勝ち星先行、しかも高い奪三振率を誇り、防御率も3点台でまとめている。
    種市はちょっと被打率が高いが…この辺の投手がローテーション定着し、内容が伴ってくると、来年以降のロッテは一気に脅威になりそう。

 

 

救援投手

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雑多な所感

  • 比較的ブルペンのメンツは固定されており、ロングリリーフのチェン・グァンユウが、25試合登板ながら投球回数で見ると救援投手陣では最多。BB/9が4.5越えで2回に1回はフォアボールが出るというのは課題だが、被打率.213と打たれないピッチングもあり、防御率は2.36と好調。これでK/9が上がってくると勝ちパターンで使えるかも。
  • 唐川侑己が先発もしたりした影響で「先発投手」リストにいるが、酒居・唐川・益田の勝ちパターンが多かった印象。唐川はWHIP1.215, 防御率3.42と、たまに崩れたこともあったが、酒居は…もっと打たれているじゃないか。防御率4.54か…
    見ると、K/9が11.22とバケモノの数字ながら、BB/9が4点台とちょっと荒れ気味。被打率は.240とそれなりだが、やはりランナーを出すと崩れてしまいやすい。
  • 一時は「ダブルクローザー」と言われていた益田・西野はともに30試合以上の登板で防御率3点台。ソツがないが、もうひと踏ん張りあるとロッテがAクラスに…
    益田直也は、K/9が8.265, BB/9が3.031という数字で、被打率は.205と低いこともあり、WHIPで見ると1.041。ランナーを出さないピッチングだが、それでも防御率が3点台なのは、打たれるときに連打されたり、長打が多いということだろう。安定感が出てくるとうれしいが…
    一方の西野はK/9が10.565, BB/9が3.228で、K/BBが3越え。これが意外とロッテの投手陣には少ないんだよなあ。被打率も.234と別に高いわけではなく、WHIPも1.174だが、防御率3.52。こちらも、連打・長打が多いのかも。
  • 一番内容がいいのは、実は同点や、接戦ではない場面で投げるような東條・田中、そして安定の松永で、彼らは防御率2点台、1点台。
    田中靖洋は32試合投げて被打率.226、WHIP1.146、防御率1.21とランナーを出しても還さないピッチング。西武で戦力外になったのが信じられない。
    セットアッパーとして今なお活躍が期待される松永も、被打率.145とWHIP0.776, 防御率1.40。とにかくランナーを出さないピッチングだが…
    いずれもK/BBの数字が飛び抜けていいわけではないゆえかFIPが高い。
    まあ「コースをついて打たせて取る」タイプの投手って、あまりFIPで報われないところもあるからなあ… (三振を取れないとFIPが稼げないため)

 

 

3.6. オリックス

3.6.1. 打者

規定打席到達 

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雑多な所感

  • なんといっても吉田正尚のチームだ。みんなダンベルは買ったかい?
    今年も序盤に不調で4番を外れ、今なお「打線の流れ」のために3番と4番を行ったり来たりするものの、すでに15本塁打。次点がロメロの8本塁打なので、長打という観点では、まさに孤軍奮闘の戦い。
    当然、マークも厳しくなることもあり、四球率はぶっちぎりの15%。そりゃ、勝負しないのが正解だ。打率.291, 出塁率.402, 長打率.497は、強打者の証。実は失敗無の5盗塁。マッチョマン、意外な脚力。
  • 一方で、同い年の大城滉二と、キャプテン・福田周平が規定打席到達。
    規定打席到達が3人なのは実はパ・リーグ最少。というかセ・リーグの最少が巨人と中日の4人だったので、12球団最少。いかにレギュラー固定ができず日替わりオーダーで戦っているかがうかがえる。
  • 観戦時に大活躍するのでついにユニフォームを買ってしまった福田周平だが、打率.257ながら、四球率10.43%で出塁率は.346。球数も投げさせられる1番打者というのはある種理想的ではないだろうか。また、決して長打は多くない (長打率.318) ながら、盗塁も19回成功 (失敗9回なので成功率は67.8%) し、足でチャンスを広げる攻撃ができている。というかそうするしかないんや…
    現地にいても同点タイムリーや勝ち越しタイムリーを打つなど、巧打の印象があるが、1番打者ながら、得点圏打率が.283で、通常時+.026。
  • ハバチューバー・大城はあちこち打順を行ったり来たりしながら、打率.276 出塁率.342 長打率.389とソツのない数字。これでショートだから十分だろう。盗塁が9回成功・8回失敗、ちょっと精度が悪いが… 

 

 

規定打席未満 

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雑多な所感

  • 多い。多い。どんだけ野手使ってんねん。って感じ。
  • 交流戦首位打者の中川圭太がレギュラー定着しそうか。.304/.335/.402だが、何よりも得点圏打率.413が魅力。実は6盗塁で失敗わずか1というのも魅力。
  • キャッチャーはやはり若月なのだろうが、今年も.183/.235/.234と打撃が課題。得点圏も.158とあまりよくない。
  • 主砲・小島状態だったが、冷え切ってしまい、.248/.294/.322。得点圏.118など。昇格直後はレギュラー待ったなしだったのだが…
  • 外野は西浦 (49試合で.191/.240/.235)、小田 (40試合で.221/.271/.311)、駿太…もとい後藤駿太 (64試合で.273/.363/.394)、佐野 (51試合で.215/.247/.301) と総じて横一線。駿太もっと使えよっていいたいところだが、彼もスタメンで固定すると疲労やマークで数字を落としてしまいそう…
    終盤に上がってきた宗佑磨が8試合ながら.304/.333/.522と好調なので今度こそレギュラー定着なるか。
  • 内野は、福田・大城は固定できたものの、一塁・三塁がいまだに苦しい。
  • 一塁は本来マレーロやモヤといった助っ人がドッシリ構えていてほしいが、ここまではマレーロが36試合で本塁打2本 (本塁打率1.79%)。モヤは移籍後第1打席で強烈な本塁打を放ったものの、そこからヒットもなかなか出ず、.148/.179/.259。
    三塁も、上記の小島を試したり、開幕時はルーキーの頓宮を試したりしたが、頓宮も.198/.204/.352。守備もそうだが四球絶対拒否感がすごい。で、ベテランの西野や安達もいるのだが、西野は33試合で.200/.297/.288、安達は16試合で.244/.311/.341とまだ数字がいいほうだが、いずれも二遊間でこそ価値が出るタイプなような…白崎という選択肢もあるものの、.212/.297/.308ではちょっと物足りない。何よりも頓宮同様エラーが多いし…
  • 助っ人といえば。ロメロは36試合で8本塁打 (本塁打率5.48%) と、実質本塁打率はチームトップ。彼が出れないとなると本当に打線の厚みが一気に落ちてしまう…
    パワーだけなら助っ人以上のラオウ・杉本も、ここまでは13試合で.143/.143/.486。なんとわずか35打席で4本塁打 (本塁打率は驚異の11.43%)。

 

 

3.6.2. 投手 

先発投手

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雑多な所感

  • 山岡泰輔・山本由伸がともにオールスター出場。
    山岡は15試合に先発し10試合でQS。しかも、15試合で102回2/3を投げており、毎回7回近くまで投げている。その中で、BB/9が2.5と比較的低く、被打率も.207と安定しているため、WHIPが1.032。ただ、回数を投げる中で、長打を打たれることが多いのか、連打を浴びやすいのか、内容の割には防御率が3.24とちょっと思ったよりも…状態。「あえて山岡をひっぱっている」のかもしれないゆえ、もう少しスパっと変えていたら防御率はよくなるのかも。
    山本由伸は13試合先発でQS10回。QS率76.9%と圧倒的。内容を見ても、BB/9が2.21, K/9が8.26。K/BBはチームトップの3.74。被打率は.201でWHIPはなんと0.961, FIPも2.576だが防御率は結果的に1.92。ムエンゴ以外は言うことなし。先発転向も大成功だ。
  • 榊原翼やK-鈴木といった投手もとうかくを現しており、榊原はなんと12試合先発で10QSQS率83.3%は山本由伸をも上回る。BB/9が4.14とちょっと高いが、被打率.221でWHIP1.250と、ランナーを出すかどうかで見たらそれなり。防御率は2.72と、しっかりまとめてきている。
    K-鈴木は途中から打たれる試合も出てきたが、10試合で防御率3.97。BB/9が4.765と高いが…
  • 怪我に苦しんでいた田嶋が復帰し、ここまでは4試合で2勝。荒西・竹安といった選手も出てきている。アルバースが復帰したら、6人のうち不調な人と交代…となるのだろうか。

 

 

救援投手

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雑多な所感

  • 昨年までは中継ぎ以降が最大の強みだった感じもするが、今年は29試合で防御率0.79の海田を除き、防御率3点台・4点台の多いこと多いこと。
    1試合先発した山崎福也さんも27試合で4.24とちょっと高い。
  • 33試合で防御率3.66の近藤大亮が数少ない「計算できるほう」の投手か。それでもBB/9が5超えで、ちょっと崩れそうな不安はあるけど…
    数少ない光としては、ディクソンが守護神転向で13試合で被打率.178, WHIP1.143, 防御率1.93と安定しているところか。
  • マズイサン、マジ、マズイサン。29試合でBB/9が4.33, 被打率が.266, WHIP1.556で防御率6.33。18セーブを挙げたものの、救援失敗も多い印象。メジャーのように、"Blown Saves (救援失敗数)"が公式記録にならないので、なんともいえないが…